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雨衣ひとすじ久保製作所

ブログ

総移動距離約1,667キロ 九州・山口出張

皆さま、こんにちは。ここ和歌山はうだるような暑さが続いています。全国の週間天気予報の気温を見るとほとんどが35~38度。先日は関東各地で40度越え。思わず、ここは日本なの?!と、思いました。

世界の主要都市の気温を調べてみると、何とインドのニューデリーやタイのバンコクよりも高く、エジプトのカイロと同じレベルでした。乾燥地帯と違って日本は湿度が高い分、夜もずっと暑いところがたまりませんね。

さて暑い中、先週九州・中国方面へ出張しました。一泊二日で宮崎県延岡市・山口県下関市・佐賀県小城市のお客様を訪問しました。今回のブログはその様子をレポートいたします。

車で大阪、空路で宮崎へ

5時に和歌山県紀美野町を出発しました。目的地の大阪空港(伊丹)までは約108km。約2時間のドライブで、7時頃到着の予定です。高速に乗る前に、セブン-イレブンさんに寄って、朝ご飯のおにぎり1個(塩むすび)とお茶(おーいお茶)を買いました。

塩むすびは私のお気に入りです。セブンの塩むすびは塩がしっかりきいていると思います。

海南東インターから阪和自動車道に乗って少し走ると、お腹が空いてきました。紀の川SAの駐車場に停め、朝ご飯(塩むすび)を食べて、再び阪和自動車道に乗りました。

上之郷ICから関西空港自動車道を通って、左に関空を見ながら阪神高速4号線(湾岸線)に入りました。

天保山から阪神高速16号大阪線に入り、阿波座JCTから阪神高速1号環状線に入りました。土佐堀を過ぎ、中之島JCTから阪神高速11号池田線(空港線)に入ってしばらく走り、大阪空港で下りました。7時前に無事大阪空港(伊丹)に到着です。

2階建て立体駐車場の1Fに停め、停めた場所を忘れないように番号を確認しました。空港ビルに入るとカウンターへ行き、間違って予約した便の払い戻しの手続きをして、チェックインしました。行き先は宮崎です。

フライト直前に飛行機変更 40分遅れてテイクオフ

ANAの搭乗口に行くと、直前に飛ぶ飛行機が変更されており、出発が40分程遅れることに。ボンバルディアというプロペラ機で飛ぶ予定だったのか、ボーイング737になりました。

40分遅れての出発でしたが、無事テイクオフ。通常は70分のフライトのようです。お天気もよく、窓から下の景色がよく見えました。

通路が1つだけの小さな飛行機は、割と空いていました。機内サービスのりんごジュースを飲みながら、読みかけのミステリー小説を読んだり、窓の外を見たり、仕事のことを考えながら、あっという間のフライトでした。

途中、機長さんのいい声で「右側に高松市内、左手に室戸岬が綺麗に見えております」とのアナウンスがあり、さっそく写真を撮りました。

ANA737から見える室戸岬

宮崎到着

無事宮崎空港に着陸しました。気温は和歌山と同じくらいでした。到着口から外へ出てエレベーターを上がると、JR宮崎空港駅。駅のホームからは椰子の木が見え、南国ムードが漂っていました。

さて、次の行き先は宮崎県延岡市。長年お付き合いのあるお客様のところに伺います。宮崎空港駅始発の4両編成JR特急にちりん8号大分行きに乗り込み、10:40頃出発しました。延岡までの乗車時間は約1時間半。

JR特急にちりん

特急にちりんに乗ると、何かあったら停車駅で運転士に声をかけて下さい、とのアナウンスがありました。特急列車のワンマンカー??不思議に思いました。というのも、ワンマンカーに乗ったのは初めて。

ワンマンカーとは運転士さんだけで運行する列車やバスのこと。どなたにも馴染があるのはバスでしょうか。

運転士さん・運転手さんは定刻どおりに安全運行するだけでも大変でしょうに、乗客からものを尋ねられたり、お金のやりとり、ドアの開閉、アナウンス他、やることがたくさんあって、負担が大きいと思います。

お仕事をこなされている運転士さん・運転手さんを、心から尊敬します。

延岡市に到着

11時58分、延岡駅に到着しました。お昼に名物のチキン南蛮を食べようと、駅前食堂を覗いたところ、ちょうどお昼時で混雑していました。

諦めて、近くのセブン-イレブンさんでおにぎり(塩むすび)とグリーンスムージーを買って駅構内の待合室に座って食べました。がっつりの予定が、実に健康的なお昼に(苦笑)

冷凍庫からグリーンスムージーを一つ取り、会計して専用機にセットして1分程で出来上がりです。専用のストローをカップに入れて、蓋をしました。1/3日分の緑黄色野菜が摂れるそうです。

ケール、パイナップル他野菜が入っており、味は甘くない、野菜臭くない健康野菜ジュース系で、なかなか美味しいです。

ちなみに後日、東京近郊の友人にグリーンスムージーがなかなか美味しいと話しました。友人が近所のセブン-イレブンに行ったところ、2軒とも置いてなかったそうです。

都会にも置いてない商品があるんですね。

さて、タクシーでお客様のところに向かいました。昭和57年頃から長年お付き合いさせて頂いている山本ゴム販売さんです。出張前にお送りした和歌山の桃(川中島)を、とても喜んで下さいました。1時間半程度、お邪魔しました。

山本ゴム販売の皆様、お忙しい中お時間を頂き、ありがとうございました。久しぶりに皆さんにお会いできて嬉しかったです。今後とも宜しくお願い致します。

宮崎県延岡発 大分経由 福岡県小倉へ

タクシーで延岡駅まで移動し、3時台の特急にちりんに乗って大分に向けて出発しました。

約2時間で大分に到着。宮崎から大分を通って福岡へ入ります。すぐ向かいのホームに停まっている特急ソニックに乗り換え、福岡県北九州市の小倉に向けて出発しました。

車内では仕事をしたり、時々ミステリー小説を読みながら、うとうとしたりして過ごし、19時に今日の最終目的地である小倉駅に到着しました。延岡を出てから3時間20分。さすがに腰が痛かったです。

今夜の宿は駅直結のホテル、JR九州ステーションホテル小倉です。チェックインして部屋に入り、2、3電話を済ませ、今日の仕事は終了。

ほっとするとお腹が空いてきました。晩ご飯はどうしようかと思いながら窓を開けると、ちょうど目の前に「焼きうどん専門店」の大きな看板が。早速行って見ることにしました。

晩ご飯 小倉名物焼きうどん

ホテルから看板を目指して歩いて2、3分。「焼きうどんきつね」さんにやってきました。間口の狭いお店の中は細長いつくりで、壁側のカウンター席に座りました。

メニューを見て、女性に人気NO1の「青じそ焼きうどん」(864円)を注文しました。待っている間、店内の掲示を見て知ったのですが、小倉の焼きうどんは、ご当地グルメの一つでした。

戦後、焼きそばを作るための中華麺が手に入りにくかったため、焼きそばの代用品としてうどんの乾麺(干しうどん)を使ったことから誕生したそうです。

焼きうどんを見て驚いたのは、麺が普通の焼きうどんと違って、まるでフェットチーネ。幅が5mm、厚味が1㎜ぐらいの幅広のうどんで、噛み応えがしっかりしていました。

青じそ焼きうどん(864円) 小倉駅前 焼きうどんきつねさん

乾麺を固めに茹でることで焼き目がしっかりと付いて、香ばしくもっちりとした食感が楽しめる、と書いてありましたが、その通りでした。

味は、ややこってり系のソース味の焼きうどんでしたが、私が食べたのはたっぷり青じそ入り。さっぱりと頂けました。目の前に置いてある紅生姜を入れ、甘めの追いソースをかけ頂きました。美味しかったです。

メニューに名物のぬかだきさばがあり、食べたかったのですが、お腹に余裕がありませんでした。

ぬかみそ炊きは、イワシやサバを醤油、みりん、砂糖などを加えた煮汁で煮た後、ぬか床で炊く九州地方の郷土料理です。

出典:農林水産省Webサイト うちの郷土料理 福岡県 ぬかみそ炊き

お腹も満たされ、ホテルに戻って休みました。

翌朝、6:30~レストランでビュッフェ形式の朝食を頂きました。食前に牛乳を飲んだ後、シェフにプレーンオムレツを作って貰いました。

私のために作ってくれたオムレツ。ケチャップを少しだけつけて頂きました。とても美味しかったです。それにしてもいつも思うのは、どうしてあんなに上手に作れるんでしょうか。

いろんなお料理があったようですが、混雑していたのでゆっくり見て回れませんでした。結局、明太子、漬物、ご飯、サラダ、味噌汁、お茶をとってきて席に座りました。お茶漬けをしてささっと食べて出ました。

ホテル-トヨタレンタカー 1往復半

8時前にチェックアウトを済ませると、お客様へのお土産の結朔ジュース(「けっさく」と読みます。はっさくと夏みかん)をホテルに預け、キャリーカートを手に、歩いてホテル近くのトヨタレンタカーさんに行きました。

実は、事前にJR九州ステーションホテル小倉さんに送ったお客様へのお土産の結朔(けっさく)ジュース(1ケース12本×4ケース)を台車でトヨタレンタカーさんまで運びたかったところ、ホテルの台車が借りられず・・・。

ホテルからトヨタレンタカーさんまでは徒歩5分。レンタカーの手続きを済ませると、一旦ホテルに戻り、お土産の結朔ジュース4箱を両手に持って、トヨタレンタカーさんまで歩いて運びました。途中2度、重くて荷物を下ろしました。距離にして約1km。結構疲れました。

ちなみに、結朔(けっさく)ジュース「JOIN」は、はっさくと夏みかんの甘酸っぱいジュースです。今の季節にはぴったり。すぐに結朔(けっさく)ジュースが飲みたかったです。

結朔ジュース4箱とキャリーカートをトヨタのヤリスに積んで、今日最初の訪問先、下関へ出発です。

結朔(けっさく)ジュースJOIN(JAグループ和歌山)

関門トンネルを通って下関へ

小倉からは下道を通って関門トンネルへ向かいました。関門トンネルは有料道路。通行料(普通車160円)を払ってトンネルに入り、山口県へ渡りました。途中大雨が降ってきたので、コンビニに寄って傘を買い、9時半に下関にあるお客様のところに到着です。

長くお付き合い頂いているお客様で、船のワイヤー、救命いかだ等を取り扱っているシモセンさん。打合せ後、取扱品倉庫を見学させて頂きました。シモセンさんに声をかければ何でも揃うと言われるほど、小さい物から大きな物まで品揃えが豊富でした。

シモセンの皆様、お忙しい中お時間を頂き、ありがとうございました。久しぶりに皆さんにお会いできて嬉しかったです。今後とも宜しくお願い致します。

北九州・福岡を通って佐賀県小城市へ

次に向かうのは佐賀県小城市。下関から約2時間のドライブです。傘を買ったコンビニに寄って、昼ご飯のおにぎり1つ(ばくだんおむすび 鮭・昆布・明太子入り)とお茶(爽健美茶)を買いました。

下関ICに乗り、壇ノ浦パーキングエリアに入って写真を撮りました。あいにくのお天気でしたが、大きな橋を間近に見ると、迫力がありました。

壇ノ浦パーキングエリアから望む関門橋

さて、再び佐賀に向けて走りました。北九州、福岡を通って佐賀に入りました。目的地の小城市に向かう途中、弥生時代の遺跡で有名な吉野ヶ里を通りました。

トイレ休憩に金立(きんりゅう)SAに寄って、駐車場で昼ご飯におにぎりを食べました。その後、小城スマート出口から下道に入って15分。お客様のところへ訪問しました。

福岡空港へ

お客様のところを後にし、小城スマート入り口から高速道路に乗り、福岡空港へ向かいました。

空港そばのトヨタレンタカーに車を返却し、ほっとして空港に向かって歩いていると、後部座席にキャリーケースを忘れたことに気づきました。5分も経っていなかったと思います。慌ててお店に戻ると、借りた車はもう移動していました。

お店の方が、急ぎ戻すよう手続きしてくれました。どうなるんだろうと思いながら待合室にいると、キャリーケースが戻ってきました。ほっとしました。

キャリケースを持って空港に入りました。19:10発の便を予約していましたが、17:50発の大阪空港行きに空席があることがわかり、一本早い便に変更しました。

手荷物検査を済ませてゲートに入り、搭乗口の近くにあるお店、DEP DINERで辛子高菜ラーメンを食べました。辛子高菜がとても美味しかったです。

辛子高菜ラーメン(950円) (福岡空港 「DEP DINER」)

大阪空港へ 和歌山紀美野町へ

ボーイング787。割と空いていました。隣が空席で、ゆっくりできました。外を見ていると、珍しい形の虹に会えました。陽の当たっている虹の部分だけ、雨が降っているような感じでした。虹は最初1つだけでしたが、写真をとってるうちに2つ見えました。

機内サービスはコンソメスープを頂きました。70分の快適なフライトで大阪空港(伊丹)に着陸。

時計を見ると19時。予定より早く帰れると思いながら、駐車場に向かいました。帰りの高速は順調で、21時15分頃、紀美野町の会社に到着。

一泊二日で、宮崎県延岡市・山口県下関市・佐賀県小城市のお客様を訪問するというスケジュールでした。行きは飛行機が遅れ、帰りはキャリーケースを忘れたりと、いろいろありましたが、予定どおりこなすことができました。

今回の総移動距離は、

和歌山-大阪 (社用車) 120分 108km
大阪-宮崎 (ANA787) 70分 470km
延岡-大分 (JR特急にちりん)118分 123km
大分-小倉 (JR特急ソニック)79分 133km
小倉-下関 (トヨタレンタカー) 31分 28km
下関-佐賀県小城 (トヨタレンタカー) 120分 156km
小城-福岡空港 (トヨタレンタカー) 83分 68km 
福岡-大阪  (ANA787) 70分 470km
大阪-和歌山 (社用車) 120分 108km
徒歩分 3km

1,667kmでした。
お疲れ様でした!

 

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