Author Archives: kuboseisakusyo

粕汁にはやっぱりあのお魚でしょ

皆さま、こんにちは。凍えるような寒さが続いていますね。先日酒粕を頂きました。子供の頃、こんな寒い日には温かい甘酒が振舞われることがありました。近くの野上八幡神宮でも、毎年除夜の鐘が鳴る初詣で振舞ってくれます。

この酒粕。最近は美容や健康にいいと、ちょっとしたブームになっていますね。我が家では祖父が粕汁が好きでよく食べていましたし、私は酒粕を直に炙ってお砂糖をまぶしたおやつが大好きでした。どちらも美味しいだけではなく体がポカポカになったのを覚えています。

酒粕ってすごい

改めて調べてみると、酒粕には血管を拡げる働きがあり、その結果血の巡りがよくなって体が温まるという仕組みだそうです。それだけではなく、酒粕には食物繊維と似た働きをしてくれる成分が含まれていて、便秘やダイエットから美肌効果まで注目されているそうですよ。女性には嬉しいことずくめですよね。

粕汁と骨正月

酒粕と言えば粕汁。寒い冬にふうふう言いながら食べたくなる粕汁のルーツについて、調べてみました。

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正月用に買った尾頭付きの鮭や鰤(ブリ)を年明け少しずつ食べていき、1月20日に骨も含めた魚の残った部分を使って粕汁にして食べ尽くす習わしが、関西の風習として広まっていったと言われているそうです。それで1月20日は「骨正月」、粕汁は「始末の料理」、と言われているようですよ。寒い北の地域ではなく、意外にも関西の風習だったのですね。

粕汁にはやっぱりあのお魚でしょ。

我が家はの粕汁でしたが、地域によって具材も異なるようです。ざっと調べただけでも、鰤(ブリ)塩サバ鰆(サワラ)キンキメヌケいろんなお魚のアラ、豚肉等、が使われていました。海に囲まれた日本ならではの、いろんな種類のお魚が使われているんですね。思わず各地で食べ比べをしてみたくなりました。

好きなお魚ランキング第一位は?

その中でも、やっぱり粕汁に一番馴染みのあるお魚は鮭」のイメージが強いのではないでしょうか。私も鮭は最も好きなお魚のひとつです。焼いてもお刺身でも何でも美味しいですよね。気になって調べて見ると、好きな魚ランキングで堂々の第1位となっていました。ちなみに5位までを以下にご紹介。

1位「サケ」
2位「マグロ」
3位「サンマ」
4位「サバ」
5位「ブリ」
※2020年マルハニチロ調べ

スモークサーモンのルーツは“縄文時代”かも!?

何と鮭は縄文時代から食べられていたそうですよ!縄文遺跡から鮭漁の跡が発見されていたそうです。前回のブログで干物が縄文時代から食べられていたと書きましたが、きっと鮭もそのお魚のひとつだったのでしょうね。

干物だけではなく、何と燻製にしていた形跡もあるとか。子供から大人までみんな大好きスモークサーモンのルーツは縄文時代かも!?
また、鮭にゆかりのあるお寺や神社が全国各地にあるそうです。その名も「鮭神社」という神社まであるそうですよ。

は遠い昔から私たち日本人に深く関わってきたお魚なんですね。ますます鮭が好きになりました。

厳しい寒さが続いています。鮭の粕汁を食べて体を温め、寒さを乗り切っていきたいと思います。皆さまもどうぞお気をつけてお過ごし下さいね。


※Yoga journal online
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dbf345412ce120d5e9e022078d3d6a0c74a3947
※プレスリリース 酒粕を食べることで「体は温まる」か? 月桂冠総合研究所2016年10月20日、日本醸造学会大会で発表
https://kyodonewsprwire.jp/release/201610195449
※マルハニチロ ~マルハニチロ「魚食に関する調査 2020」好きな魚ランキング

https://www.maruhanichiro.co.jp/corporate/news_center/news_topics/20201007_research_gyosyoku2020.pdf
※使用画像

鮭:無料写真素材「花ざかりの森」https://forest17.com/ 
荒巻鮭: photolibrary  https://www.photolibrary.jp

寒風の恵み

寒い毎日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。このところの寒波で北日本や日本海側を中心に大雪に見舞われ、場所によっては平年の2倍以上のだそうで、2m以上の積雪があった所もあったようですね。雪かきに追われる方々のご苦労ははかりしれません。お疲れの方も多いことでしょう。皆さんどうぞお気をつけて作業なさって下さいね。

南国と言われる和歌山ですが、高野山にはよく雪が降り積もりますし、ここ紀美野町はこのところ強風に雪の舞う厳しい寒さが続いています。
それでも近所に水仙の花がたくさん咲いているのを見かけると、よい香りに癒やされ、春の訪れが遠くないことを感じ心が温かくなります。

厳寒期の空っ風“寒風”が美味しい干物をつくる「寒風干し」

さて、外で強風にブルブル凍えている時、友人から電話で厳寒期の空っ風にお魚を干して作る干物「寒風干し」のことを聞かれました。寒風干しというと北の方ではタラやサンマが有名ですね。厳寒期に海から来る空っ風にお魚を手作業で一つ一つ干して作る干物づくりは本当に大変なお仕事だと思います。

私は食べたことがないのですが、確か炙ってお茶漬けにして頂くと美味しいとテレビで見たことがあります。友人もサンマの寒風干しを紹介しているテレビ番組を見て食べてみたくなり、ネットでリサーチ中とのこと。きっと毎年この時期を心待ちにしている根強いファンがいることでしょう。
友人の話を聞いて私もサンマの寒風干しを食べたくなってしまいました。

干物は縄文時代から食べられていた!

さて、聞いたところによると干物は縄文時代から食べられていたそうです。縄文時代の貝塚から魚や貝を干した形跡があるとか。海に囲まれた日本では、大昔からお魚を干して保存性を高めていたのですね。どんな形跡が残っているのか、一度見てみたいです。

所変われば干物も変わる?!

ところでこの干物。お住まいの地域によって身近なお魚が異なるため、普段から頂く干物もやや異なるようです。
西日本出身で東京に住む友人によると、北海道や東北出身者のお宅の普段の朝食にはホッケやニシンが登場すると言っていました。秋田出身者のお宅ではハタハタの干物を食べたりするとか。和歌山ではホッケもニシンもハタハタも普段目にしないお魚です。

ハタハタと言えば、以前ハタハタを扱うお取引先があり知ったのですが、ハタハタは魚へんに神(かみ)と書くんですよね→(ハタハタ)。
名前の由来を調べたところ、雷の古語を「ハタタ神(かみ)」といい、漢字の「鰰」の由来となっているそうです。

和歌山ではやはりアジの開きカマスの開きイワシのみりん干しサンマの開きメザシ等が一般的でしょうか。少し豪勢になると、鯛の開き灰干しサンマ、等でしょうか。

ちなみに、日本のサンマ漁の発祥の地は、江戸時代の紀州熊野と言われていますが、ここ和歌山には雑賀崎(さいかざき)灰干しサンマという特産干物があります。
一般的なお魚の開きはお魚を乾燥させて作りますが、灰干しサンマはお魚を灰と一緒に水分を通すフィルムに包み、灰にお魚の水分を吸収させて乾燥させる方法です。臭みがなくしっとりとして旨味が凝縮されていてとても美味しいです。皆さんもぜひ一度食べてみて下さいね。

私たち日本人は普段から寒風を利用して出来たものを食べている!

さて、干物の他にも、この厳寒期の風を利用した私たち日本人にとても身近な食べ物がありますよね。そうです、庶民の味方!切り干し大根です。

というのも、先日高知市内で切り干し大根づくりの最盛期を迎えているとのニュースを見ました。冬の日差しと寒風がおいしい切り干し大根を作るそうです。
竹すという置き場に白い切り干し大根を干していき、3日で重さが10分の1に、そしてパリパリのレースのようになった切り干し大根を収穫するそうです。
甘さが凝縮して美味しさが増すのでしょうね。切り干し大根の煮たのが食べたくなってしまいました。

サンマの寒風干しは手に入りませんが、今晩はコタツに入って炊きたてご飯に“寒風の恵み”である美味しい干物切り干し大根の煮物でも頂きましょうか。

寒風に、海に、大地に、降り注ぐ太陽に、山海の恵みに、育てる人たちに、漁をしてくれる人たちに、作ってくれる人たち、に感謝!です。

寒い日が続きますが、皆さん、お気をつけてお過ごし下さい。

※切り干し大根画像:無料写真素材「花ざかりの森」https://forest17.com/ 
※参考:雑学ネタ帳/魚へん漢字の由来 https://zatsuneta.com/archives/002085.html

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

謹んで新春のお慶びを申し上げますと共に、旧年中に賜りました格別のご厚情に厚く御礼申し上げます。

おかげさまで、弊社は今年創業59年目を迎えます。

新型コロナウイルス感染拡大からほぼ2年が経ちますが、このところの材料価格の高騰等
まだまだ厳しい状況に直面しています。

新しい年を迎え、私たち社員一同、今一度初心に立ち返り、皆様に安心していただける製品づくりに、基本に忠実に一歩ずつ取り組んで参りたく存じます。

本年も変わらずお引立ての程、何卒よろしくお願い申し上げます。

この一年が皆様にとって幸多い年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

株式会社 久保製作所
代表取締役社長 
久保真由巳

雨衣ひとすじ久保製作所ホームページTOPページ

冬期休業のお知らせ

<和歌山のゆず(籠)と獅子ゆず>

平素より弊社製品をご利用頂き、誠にありがとうございます。誠に勝手ながら、下記の期間を冬期休業とさせていただきます。

休業期間中はご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。

【休業期間】2021年12月29日(水) ~ 2022年1月4日(火) 
※1月5日(水)より通常営業。

この一年大変お世話になった皆様に、心より感謝申し上げます。

厳しい寒さが続いておりますが、お体にはどうぞお気をつけて、よいお年をお迎えください。

毎日がフルーツパラダイス!

皆さま、こんにちは!ここ和歌山県北部の丘陵地紀美野町は、朝晩めっきり涼しくなりました。毎晩たくさんの虫たちによる盛大なコンサートが開かれています。人によってはうるさくて眠れないという方も・・・(苦笑)。

毎年虫たちの盛大なコンサートが開かれるようになると、みかんのトップバッター極早生みかん(いわゆる青ミカン)が出回り始めます。運動会の時お弁当と一緒にいつも爽やかで甘酸っぱい青ミカンを食べていた記憶があります。それにしても同じお弁当でも、青空の下で頂くお弁当はなぜあんなに美味しいのでしょう。皆さんもそう思いませんか?

青ミカンが出回り始めると、水産合羽業界もシーズン突入します。少しずつご注文が増えてきています。おかげさまでありがたいことです。

ぶどうが「ぶどう様」に?!

食いしん坊の私には嬉しい秋の訪れ。ご存知のとおり和歌山はみかんをはじめとした果物王国!先日近くの産直市場へ出かけると、ぶどうがずらりと並んでいました。見ていると、種類も名前も本当に様々で頭にすっと入ってこず、覚えられません・・・。

一昔前はこんなにたくさんのぶどうの種類はなかったように思います。年がバレますね(苦笑)。しかもいずれもとても気軽にとはいかないようななかなかのお値段。そこで気づきました。“お彼岸価格”だと。

一昔前、日常食べるぶどうとしては、紫の小さい粒のデラウェア、緑の大きめの粒のマスカット、黒く大きな粒の確かベリーA??確かこのくらいではなかったかと。
その後、巨峰やピオーネのような甘くて大きな高級ぶどうが主流になり(あくまで私の主観ですが)、今はシャインマスカットが人気のようですね。

<和歌山のシャインマスカット>

このシャインマスカット、とても気軽には買えないお値段!まさに、ただのぶどう・・・ではなく「ぶどう様」?!先日ちょうど頂く機会がありました。種もなく皮も食べられるので不思議な感じがしますが、確かにとても美味しいですよね。どのぶどうが一番好きか?と聞かれると、私は瑞々しくて香りのよい巨峰が好きカナ・・・。

私の一押し!いちじく

ぶどうも美味しいですが、私が一番好きな果物は実はいちじくなんです。和歌山のいちじくは赤黒くてずっしりと大きく、甘くて美味しいですよ~。いちじくは漢字で「無花果」と書きますが、これは花を咲かせずに実を付ける果物という意味。ただ、花を咲かせないわけではなく、実を割ったときに見える小さな粒々が花に該当するそうですよ。

<和歌山のいちじく>

いちじくと言えば、最近では乾燥いちじくとクルミ等のナッツ類を使用したハード系のパンがとても人気ですよね。私はなんと言っても生のいちじくが好きです。食べられる時期が大体8月~10月頃に限られるので、逃さないようにいつもゲット!しています。
皆さん、宜しければこの時期にぜひ一度和歌山のいちじくを食べてみて下さいね。

みかんの剥き方は「お尻」から?それとも「へた」から?

果物王国和歌山の主役はなんと言ってもみかんです。前述のとおり、極早生みかん(いわゆる青ミカン)が出回り始めました。甘い温州みかんも好きですが、私はこの時期しか食べられない甘酸っぱい爽やかな味わいの青ミカンも好きです。

写真は和歌山生まれの期待の新種「YN26」。青ミカンはその色からいかにも酸っぱそうに見えるかもしれませんが、酸っぱいだけではなくちゃんと甘さもあるんですよ~

まだ日中汗をかくこともあるので、この爽やかな甘酸っぱさを体が求めているのか、私にはぴったりです。友人のみかん農園さんによると、今年は花が少なめだったらしく、なりがやや少なめだそうですが、とても美味しかったです。皆さん、宜しければこの時期にぜひ一度和歌山の極早生みかん(青ミカン)を食べてみて下さいね。

<和歌山の極早生みかん 画像提供:藤原農園>

ここで皆さんに私の友人である藤原農園さんから頂いた絶景画像をご紹介!広がる青空と早生ミカンと海・・・。何と雄大な美しい風景でしょう。心癒やされますね~
藤原農園さん、ありがとうございました!

<青空と早生ミカンと海 画像提供:藤原農園>

さて、本題のみかんの剥き方のお話。
私は当然いわゆる「和歌山剥き」です。
「有田剥き」とも言われているようですが。
というのも、つい先日東京の友人と電話で話しをしている時、突然「そう言えば、みかんどうやって剥いてる?」と聞かれまして。

普通にお尻(へたのない方)から皮付きで身ごと半分に剥いていることを伝えると、「へぇーやっぱりそうなんだ~!お尻から剥くんだ~、皮付きのままパカっと剥くんだ~和歌山剥きなんだ~」と、予想通りで嬉しい!というような反応が返ってきました。

みかんのシーズンに入ると、ネットやテレビでみかんの剥き方が話題になるからかもしれませんね。

私にとって、みかんの剥き方をどうやっているか?なんて、これまで生きてきて一度も考えたこともありませんでした(笑)
ですので、東京の友人のようにへたのある方から下に向かって皮を花びらのように剥き、実だけにしてから食べる方もいらっしゃることを知った時はちょっと驚きました。

「和歌山剥き」は、みかんがふんだんにある和歌山だからこそ!の剥き方かもしれませんね。和歌山の大地に、降り注ぐ太陽に、潮風に、育てる人たちに感謝!です。

 

夏期休業のお知らせ

平素より弊社製品をご利用頂き、誠にありがとうございます。誠に勝手ながら、下記の期間を夏期休業とさせていただきます。

休業期間中はご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。

【休業期間】2021年8月9日(月)・8月11日(水) ~ 2021年8月16日(月) 
※8月10日(火)は通常営業。8月17日(火)より通常営業。

尋常ではない暑さが続いておりますが、お体にはどうぞお気をつけてお過ごし下さい。

心に涼を届けてくれた 白い蓮の花

皆さま、こんにちは。
現在全国各地で大雨による被害が起きていますね。連日30度を超える暑さの中、眠れぬ夜を過ごしている方も多いのではないでしょうか。心よりお見舞い申し上げます。

また、災害現場で泥だらけになり活動している隊員の方をテレビやネットで見かけると、弊社の災害用SPを持って現地へ車を飛ばし「足も汚れませんし、ムレも防ぎますので、もしよかったら使って下さい!!」と、お渡ししたくなってしまいます。

はい、もちろん十分わかっています。現地に行っても逆に迷惑かけるだけですし、例え弊社ができる範囲で数人分お渡しても先方が困るだけ。

消防・救助隊に採用実績のある災害用SPが、災害現場最前線でお役に立てないだろうかと、つい気持ちが先走ってしまうのですね。

災害用SP


そんなことを考えながら歩いていると、白い蓮の花が目に飛び込んできました。

よく知られているピンク紫とはまた違って、白い蓮の花はより清涼な印象です。
何という品種か知りたくなり調べてみました。ところが蓮は思った以上にたくさんの品種があり、どれもよく似ていて、残念ながら特定できませんでした。ご存知の方がいらっしゃいましたらぜひ教えて頂きたいです。

白い蓮の花は、熱くなった心に涼を届けてくれました。

蓮の花と言えば・・・?

ところで蓮の花と言えばお釈迦様
コミュニケーション・コンサルタントの友人によると、お釈迦様はいくつも名言を残されたそうです。それは“現代のビジネスマン“にもバッチリ響く内容で、そのひとつを教えてくれました。

「今日すべきことは明日に延ばさず、確かにしていくことこそ、よい一日を生きる道である」


なるほど、さすがはお釈迦様!いいことをおっしゃるなぁ、私もそうしないと!と決意し、暫くは頑張っていたのですが。

最近は毎日バタバタしてやり残しをしていることもあり・・・(冷汗)。         今一度肝に銘じて頑張ります。

皆さんも是非ご一緒に実践してみませんか。

【コレクボ】輝く 気仙沼 牡蠣漁師さん!

皆さま、こんにちは!
「コレクボ」とは、「あっ!コレうち(久保)の合羽や!」
と、弊社製品をメディア等で発見した際、ご紹介させて頂くコーナーです。

おかげさまで様々なところでご利用頂いているようなのですが、タイムリーなお知らせができず申し訳ございません。

随分経ってから、
「○○のCMで男の人が着てる合羽、あれは御社の製品でしたね?」
と、ご指摘頂いたりします(冷汗)。

ですが、今回は新鮮なお魚のようなお知らせです。というのも、長年お付き合いを頂いている気仙沼の取引先さんから、~メディア取材を受けその番組が全国放送されます。番組中に当店が映ります、最後に久保の合羽も映っているようです~と、事前に番組放送の連絡を頂いたのです。

その番組とは、現在放送中の連続テレビ小説「おかえりモネ」の関連番組で
“ハレばれ親子旅 〜「おかえりモネ」の舞台を行く〜(NHK仙台)”
元仮面ライダーで有名な俳優の藤岡さん親子が登場し、朝ドラ舞台を訪ねるという内容です。

早速、放送時間から気合いを入れて観ていると、ようやく気仙沼エリアが映り取引先さんのお店が登場。お店はピッカピカ!いつもキレイに陳列なさっていますね。

そしていよいよ最後に弊社のシーピープル(ライムイエロー)を着用された牡蠣漁師さんが登場!

漁場へ向かう牡蠣漁師さんの白い船は美しい碧い海に映え、藤岡さん親子が稚貝を海に戻す作業をサポートする牡蠣漁師さんはひときわ輝いていらっしゃいました。

プリップリの大きな大島の春牡蠣!美味しそうでしたね~
夏に産卵を控えた牡蠣が、雪解け水と一緒に川から海へ流れ込んだ栄養を蓄えようとするためひときわ美味しい!のですね。なるほど~
あんな大きな牡蠣は見たことがありません!
見ているだけで思わずゴクンと喉を鳴らしてしまいました。
楽しみに待っている方も多いと思います。

目立ってスミマセン

このシーピープル(ライムイエロー)
様々なところでちょこちょこご利用頂いているのを見かけるのは、
私たちもあの強烈な色にすぐ気づくから!
やっぱり一番目立つからでしょうね。
ということは安全面からも最強カラーということになりますでしょうか。

シーピープル/ライムイエローは
「黄色」でもなく、「黄緑色」でもない。
この“微妙な色加減”がポイントです。
ちなみに色味は弊社で企画!生地メーカーに製造を依頼しています。

これからも、印象的なカラーを企画していきたいと思っています。

牡蠣漁師さん、いつも弊社製品をご愛用頂きありがとうございます。
弊社製品が毎日のお仕事のお供としてお役にたてとても嬉しいです。

テレビ番組の最後に牡蠣漁師さんは次のようにおっしゃっていました。

「美味しいと喜ばれるのは、ものつくりとして一番幸せなことです」

よくわかります!
弊社も「美味しい」のところを変えれば全く同じ気持ちです。
そのようにおっしゃって頂けるよう弊社も最善を尽くします。
身の引き締まる思いです。

どうぞお気をつけて毎日頑張って下さいね。
いつも応援しています。

最後に、今回のテレビ番組放送についてお知らせ下さった、宮城県気仙沼市の(有)中秀商店さんに御礼申し上げます。この度はありがとうございました!

 

カツオはやっぱり○○○でしょ!

皆さま、こんにちは!まだ梅雨明けしていないところもあるというのに、このところアイスを食べたくなるような蒸し暑さが続いていますね。

初カツオの季節は過ぎた?と思っていたのですが、先日友人が                 「カツオのお刺身食べた?美味しかったで~」とのこと。                                                   消費者としては新鮮なカツオを食べられるなら初でも初でなくても嬉しいので、早速スーパーへ行き大きなカツオのお刺身(サク)を発見!

普段は「たたき」を置いてあることが多いのですが、今回は「お刺身」がずらり。
カツオは鮮度が命。お刺身があるということはカツオが新鮮な証拠。
しかも価格もお手頃で、早速頂きました。

スキッ!としたさっぱり味のカツオですが、今年のカツオは何となくこれまでより脂がのっているように思いました。臭み等全くなく、身もプリっとしていてとても美味しかったです。おかげでご飯が進んでしまいました(苦笑)。

価格がお手頃ということは漁業関係者の方々にとっては頭が痛いことかもしれず申し訳ない気持ちですが、それでもやっぱり旬の新鮮な海の幸を頂けるのは幸せです。                  感謝して頂きました。

「たたき」も美味しいですが、やっぱり私は「お刺身」が好きです。
皆さんは、どちらがお好みですか?

今シーズンカツオのお刺身がいつまで食べられるかわかりませんが、是非また頂きたいと思います。ここ数年あまり食べられなかった新鮮なカツオのお刺身を食べることができた人は、私のように皆さんとびきりの「笑顔」になっているはずです。

全国のカツオ漁師の皆さま、美味しいカツオをありがとうございました!
当社製品をご愛用頂いている皆さま、いつもありがとうございます。

カツオ=「勝つ魚」の人気ぶり

ところで皆さんはカツオのお刺身は日本ではいつ頃から食べられていたと思いますか?
調べてみると、江戸時代後半頃には食べられていたようです。
特に初物食いの風習が流行っていた江戸では「初カツオ」の価格が高騰し、幕府が禁止令を出したほどだそうです。

確かにこの初カツオをはじめとした「初物」(紀州みかん船、灘の酒等)のお話は、時代劇のTVや様々な時代小説にもちょくちょく登場しますね。

当時、初カツオは富裕層はもちろん、長屋の所帯も共同で購入し、切り身を分け合って初物の昧を楽しんだそうです。

「勝つ魚」に通じる初カツオの人気が当時どれほどだったか。 
下の歌川豊国の浮世絵「卯の花月(うのはなづき)」をご覧下さい。 
 
皆お皿持参で、競ってカツオを買いに来ていますね。                    この店先のちょっとした様子(浮世絵)から「何としてでも買って帰るんだー!」            という意欲がバンバン伝わってきますね。                            
現代にも通じるところがありますし(笑)
見ているだけでワクワクします。

「卯の花月(うのはなづき)」歌川豊国画 嘉永頃(1848~1854)

あなたはwithニンニク派?それともショウガ派?

ちなみに江戸時代、カツオは 酢醤油からしみそわさび大根おろし等と供に食べられていたそうです。                                冷蔵庫のない時代の具合よい食べ方が、今に繋がっていたのですね。

現代では産地によって食べ方が違いますね。                     例えば高知やいわきではニンニクは外せないとか。

ちなみに和歌山の我が家は「お刺身」も「たたき」もショウガ派で、ショウガ・ネギ・醤油(たまに+ミョウガ+青じそ)で頂きます。

また、最近では家庭でマヨポン酢も人気だとか。
その他、今ではすっかり家庭に定着した調味料ナンプラーとレモンやライム果汁と供に頂くエスニック風も人気のようです。
さっぱり味のカツオにコクのあるマヨネーズやパンチのあるナンプラーが合うのでしょう。

カツオは基本さっぱりして何にでもあいますので、楽しみ方も広がりますね。

それではまた!

 

※参考:「日本食文化の醤油を知る」村岡 祥次氏
http://www.eonet.ne.jp/~shoyu/mametisiki/edo-reference17b.html
貴重な文献を元に調査しまとめられた大変貴重で膨大なレポート、大変興味深く、ワクワクしながら拝見させていただきました。メールアドレスがわからず事前の確認依頼ができませんでした。この場にて御礼申し上げます。

和歌山県「1社1元気技術」に「かるらく快適くんⓇ災害用SP」が登録されました

「1社1元気技術」登録盾贈呈式

このたび、和歌山県内中小企業のこだわりのある技術やその技術を使用した製品登録制度「1社1元気技術」において、弊社の「かるらく快適くんⓇ災害用SP」が登録されましたのでお知らせいたします。
※「1社1元気技術」は、他社の追随を許さない独自の技術を有する企業、特許を有する企業等が対象です。

「かるらく快適くんⓇ災害用SP」は、弊社の加工技術を駆使した、風水害の救助・復旧活動におすすめの「ウェア一体型防水ソックス・胸付きズボン」です。

風水害に備え、県内外の消防・救助隊の皆さまにご利用頂いております

災害現場での活動時に着用すると、足が直接汚水・泥水にさらされず、濡れず汚れませんん。

救助や復旧に関わる皆さまが、ケガや感染症リスクを防ぎながらストレスなく精一杯活動できるように!との思いから開発し、このたび取り組みの成果が認められました。

今後も皆様のお役に立てるような製品づくりに努めてまいります。

以上