Author Archives: kuboseisakusyo

往復約380km。石川県金沢市へ

皆さま、こんにちは。このたびの令和 6 年能登半島地震により、被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

地震発生からまもなく石川県の漁協支所・出張所を統括している石川県漁業協同組合(本所)さんにお見舞いの電話をしました。本所さんも現地には入れず、電話で現地の被害状況を確認中とのことでした。

お見舞いに支援物資をお送りしたいと申し入れ、翌日本所さんにお届けにいくことになりました。今回のブログはその出張の様子をご紹介いたします。

支援物資を調達

石川行きが決まり、近所のドラッグストア等をまわって支援物資を購入しました。

・セイムスさん:カイロ(貼る用、貼らない用)、除菌シート、靴下
・エバーグリーンさん:水、トイレットペーパー、ティッシュ、栄養補助ゼリー
・しまむらさん:下着、毛布

ワンボックスカーの荷台に支援物資を積み込みました。

日本海側に向けて出発

翌朝5時に紀美野町を出発しました。今回も運転を交代しながら私、久保と中村副社長の二人旅です。目的地の金沢までは5時間程度。途中休憩を入れて、10時30頃到着の予定です。

海南東インターから阪和自動車道に乗り、北陸は石川県金沢市へと向かいました。毎年12月に入ると出張に備え、スタッドレスタイヤに交換しています。

紀ノ川を過ぎて、大阪は泉佐野・岸和田を通って、松原から近畿自動車道に入りました。門真から第二京阪道路に入りました。寝屋川、枚方を通って、久御山で京滋バイパスに入りました。

京都の宇治を通って、琵琶湖のほとり瀬田東で名神高速道路に入り、名古屋方面に向けて走りました。途中、滋賀県の多賀SA(上り)に寄って休憩しました。コーヒーを買って車に乗り込みました。

後日、多賀SA(上り)のホームページを見ると「濃厚窯出し多賀チーズタルト」等チーズを使った多賀オリジナルスイーツを販売していました。

平城京の時代、近江国(現在の滋賀県)では日本最初のチーズといわれる高級乳製品「蘇」が作られ、貴重な食物として朝廷に納められていたそうです。それにちなんだオリジナルのチーズスイーツ。次の機会に是非食べてみたいです。

多賀SAを後にし、彦根を通ると米原から北陸自動車道に入りました。ここからは約172kmひたすら北陸自動車道を走りました。

途中、スキーで有名な伊吹山が見えましたが、雪は少ししか積もっていませんでした。

後日、伊吹山スキー場のWebサイトを確認したところ、積雪200㎝(1月末)。ライブカメラを見ると雪もたくさん積もっていました。よかったです。

金沢に到着

ようやく日本海が見えてきました。海に沿ってしばらく走り、金沢西インターで高速を降りました。下道を通って金沢市内の石川県漁業協同組合本所さんへ向かいました。

何度も訪れているところなのになぜか途中道を間違えました。本来15分ぐらいの所が30分以上かかってしまい、11時15分頃到着しました。

相当揺れたけれども大きな被害はなかったと本所さんから聞いていたとおり、金沢市内は大きな被害はないように見えました。

石川県漁業協同組合本所さんに支援物資をお渡し

石川県漁業協同組合本所さんに到着。購買課の方に、お見舞いと支援物資をお渡ししました。

一緒に支援物資を玄関に下ろしていると、ちょうど玄関先にトラックが止まり、カップラーメンや水などの生活支援物資が積まれていました。

普段、金沢市内から輪島や珠洲(すず)までは能登里山街道を通って3~4時間のところ、地震後まもなかったので10時間ぐらいかかっているとのことでした。

能登半島の珠洲(すず)と言えば、私はイカが好きなので、スルメイカがあがったら送って頂くように毎年珠洲(すず)の方にお願いしています。

イカはいろいろ食べましたが、能登で獲れるスルメイカは大きくてとても美味しいです。ワタまで美味しいです。

余談ですが、石川県能登地方には日本三大魚醤のひとつ「いしる」があります。魚醤はご存知のとおりお魚を発酵させて作ったお醬油です。

能登地方にはもうひとつ、イカのワタを使って作られる、とても珍しい郷土の魚醤があると知りました。こちらは「いしり」と呼ばれています。

「いしる」と「いしり」の違い

「いしる」と「いしり」の違いについてまとめてみました。能登地方それぞれの地域で、昔から漁獲量が多かった魚介類を原材料(いわしやサバ or 真イカ)にして作られているとのことです。

なお調べていてわかったことですが、地域や商品によっては「いしり」のことも「いしる」と呼んだり、「いしり」も「いしる」の一つとされているようなところが見られました。お伝えしておきますね。

(もしかすると、両方の原材料(いわしやサバ and 真イカ)を使った商品があるのかも?!と思ったりしました)

出典:能登の魚礁 いしり物語 (「能登の魚醤油いしり物語」制作企業グループ)「能登の魚醬油いしりとは?」より表にまとめました。

いしる・日本海側の外浦に面した地区に伝わる魚醤
・いわしやサバなどが主な原料
・輪島港(輪島市)や蛸島港(珠洲市)、富来福浦港(志賀町)で作られている。
いしり
・主に富山湾に面した内浦地区に伝わる
・真イカの内臓を使った魚醤
・小木港、宇出津港などで作られている。

※真イカの内臓をつかって自然発酵させ、熟成させる「いしり」は、全国でも能登町でしか作られていません。

今回、いしる・いしりの製造現場にも被害があったとの記事を見ました。1月中旬の新聞によると、石川県の69の漁協のうち8割強の58港は漁港の岸壁や構内道路の損壊が確認されているとのことでした。

被災地が一日も早く復旧してもとの暮らしに戻れることを、心から願っています。

そしてまた美味しいお魚やスルメイカが獲れるようになり、郷土の魚醤、いしる・いしりが作れるようになることを願っています。

和歌山へ

お昼頃、石川県漁業協同組合さんを後にし、金沢西インターから北陸自動車道に乗りました。途中、尼御前(アマゴゼン)サービスエリアでお昼休憩しました。

神奈川県警の方を見かけてお疲れ様です、と声をかけました。被災地でお仕事されて、交代で神奈川に帰るところでした。尼御前SAには、他県ナンバーの警察や消防の車がたくさん止まっていました。

その中に何とJAわかやまのジャンパーを着た人を見つけました。声をかけたところ、水を美川まで運んできてこれから和歌山に帰るところでした。

皆さん現地でお仕事されてこれから戻る途中、休憩に寄られたんですね。遠くまでお仕事お疲れ様でした。

加賀の棒茶

お土産に加賀の棒茶ときんつばを買って、尼御前SAを後にしました。棒茶とは、お茶の茎を使った焙じ茶です。

余談ですが、棒茶を知ったきっかけは、和歌山県紀の川市桃山町にある山小屋風の喫茶店カフェムロ(cafe MURO)さん。

メニューに「加賀棒茶」という見慣れないお茶が載っていて、説明書きには金沢名産の高級ほうじ茶とあり、飲んでみたらとても美味しくてびっくりしました。以来お気に入りです。

我が家は毎朝ほうじ茶パックを煮出して茶粥を食べていますが、味が違います。棒茶は葉のお茶より苦み・渋みがなくさっぱりしていて飲みやすく、香ばして、まろやかな感じがします。

●献上加賀棒茶 丸八製茶所

●きんつば 加賀紫雲石(かがしうんせき) 音羽堂

●喫茶店カフェムロ(cafe MURO) さん 掲載記事 関西@わんこ

行きに寄った多賀サービスエリアで休憩して、大阪方面に向けて走りました。渋滞もなく、順調に走って和歌山に入り、近くなると段々疲れてきて紀ノ川サービスエリアに寄りました。

紀ノ川サービスエリアで休憩

紀ノ川サービスエリア(下り)は焼きたてのパンを食べられるベーカリーやコーヒー屋さんもあってなかなか充実しています。コーヒーランドというフランスパンにコーヒークリームを挟んだパンが人気です。

さすがに10時間近く車に乗っていると腰にきました。温かいコーヒーを飲んで元気を取り戻して車に乗り込み、紀美野町へ向けて走りました。18時半に会社に到着。

朝5時に出発してから13時間半。

阪和自動車道
近畿自動車道
第二京阪道路
京滋バイパス
名神高速道路
北陸自動車道

と、6つの高速道路を乗り継ぎ、移動距離約380kmの出張でした。

あれから約一ヶ月

地震の影響で未だに断水しているところもあり、氷が作れないとのニュースを見ました。概ね2月~3月末に仮復旧、一部4月以降復旧するとのことでしたが、現地の皆さまのご苦労ははかりしれません。一日も早いライフラインの復旧を心から願っています。

被災地の皆さま、そして復旧に携わる全ての方々を応援しています。どうか体に気をつけて頑張って下さい。

また能登の美味しいお魚やスルメイカを味わえる日を楽しみにしています。

(参考)
・多賀SA(上り) https://sapa.c-nexco.co.jp/sapa?sapainfoid=49
・グランスノー奥伊吹 https://www.okuibuki.co.jp/live_camera/
・石川県漁業協同組合 http://www.ikgyoren.jf-net.ne.jp/
・能登の魚礁 いしり物語 (「能登の魚醤油いしり物語」制作企業グループ)  http://www.ishiri.jp/
・尼御前SA(下り)  https://sapa.c-nexco.co.jp/sapa?sapainfoid=64
・献上加賀棒茶(丸八製茶場)  https://www.kagaboucha.co.jp/cat2/4
・加賀紫雲石(かがしうんせき) 音羽堂  https://otowadou.jp/
・喫茶店カフェムロ 関西@わんこ (cafe MURO)  https://wanko-kansai.net/archives/2424.html
・紀ノ川サービスエリア(下り)  https://www.w-holdings.co.jp/sapa/2096.html

総移動距離約1,100kmの広島・愛媛出張

皆さま、こんにちは。納品に向け、工場フル回転で頑張っております。毎年年末は副社長と二人でお客様を数カ所訪問します。先日も合間を縫って出張に行ってきました。今回のブログは広島・愛媛の出張の様子をご紹介いたします。

陸路を広島へ

朝の6時頃に車で和歌山県紀美野町を出発。今回の出張も副社長と一緒です。海南駅近くの駐車場に車を置き、特急くろしお号に乗って新大阪へ向かいました。

出張で新大阪駅を利用する時は構内の551で豚まんを買って帰りますが、今日は往路ですのでお預け。代わりに幕の内弁当を2つ買って、広島へ向かう新幹線の中で食べました。

1時間半後、広島へ到着。市内のお客様2カ所を訪問しました。

広島から瀬戸内海を渡り愛媛へ

2件目のお打合せ後、タクシーで広島港へ。いよいよ四国の愛媛へ向かいます。ターミナルの中華屋さんでお昼を食べて、高速船スーパージェットに乗りました。松山観光港まで70分の船旅です。

途中呉港に立ち寄った時、船からヤマトミュージーアムが見えました。次は必ず見に行きたいです。

瀬戸内海は波がなく穏やかなので揺れもほとんどなく快適でした。和歌山の風景と違い、小さな島がたくさんあってとても綺麗でした。東洋のエーゲ海に例えられるのがわかります。今回は高速船に乗りましたが、2時間40分かけてゆっくり船の旅を楽しむクルーズ船もありました。

四国は愛媛の松山へ上陸

松山観光港からタクシーに乗って松山市内のトヨタレンタカーに向かいました。車はハイブリッドカーアクア。普段はワンボックスカーに乗っていますが、ハイブリッドカーは初めてでした。

アクアに乗って今日の宿泊地大洲市(おおずし)へ向かいました。瀬戸内海に雲海がそそぐ「肱川あらし」の幻想的な風景を見られる場所としても知られているとおり、大洲市に入るまでの道のりはもやが多く、夕方は走り難かったです。

途中、内子(うちこ)を通りました。内子町は江戸後期から明治にかけて、ろうそくの原料木蝋(もくろう)で栄えた町だと、県内の方から話を聞いたことがあります。

今は県下に1件手作りの和ろうそく屋さんがあり、その手作りの和ろうそくの炎は大きくて明るく温かみのあるやさしい炎で、蝋が垂れないそうです。機会があれば使ってみたいです。

今日のお宿、大洲プラザホテルに到着。大洲市(おおずし)は伊予の小京都と呼ばれる古きよき町並みの残る城下町。今回観光の時間は取れませんでしたが、訪れてみたい所です。

宇和島・下灘・愛南 一日3箇所訪問

この日は長年お世話になっている八幡浜の販売店、山本商店さんとご一緒に、愛媛南予エリアのお客様を3件訪問します。その後徳島へ向かい、徳島からフェリーで和歌山へ戻るというハードスケジュールです。

・日本一の養殖マダイの生産地宇和島へ
最初の訪問先は宇和島の宇和島事業所さん。事務所に貼ってあったお魚のポスターの写真を撮ってきました。

宇和島と言えば日本一の養殖マダイの生産地として知られていますが、宇和海は小さいお魚から大きなお魚まで、一本釣り・巻き網・養殖と、豊富な魚介類が獲れる漁場だそうです。

調べて見ると、急傾斜地が続く宇和海の沿岸(リアス式海岸)では、森林の栄養分が雨などによって海に流れ込み、それを求めて微生物や小魚が集まるそうです。

また、太平洋から黒潮が流れ込み、小魚を求めて大型魚が集まるそうです。魚介類の生息にとって重要な海岸林などは「魚つき保安林」に指定されているそうです。

今力を入れているのは宇和海の豊島沖で獲れる「戸島一番ブリ」。ブリと言えば脂ののったものが多いですが、潮の流れが速い海で育った戸島一番ブリは身が引き締まって美味しいそうです。

ご担当者に当社製品の使い勝手やご要望などをお伺いして、宇和島事業所さんを後にしました。宇和島事業所さん、ありがとうございました!

・日本有数の真珠の産地 下灘へ

次の訪問先は、下灘(しもなだ)支所さんです。愛媛県は日本有数の真珠の産地として知られていますが、養殖はここ下灘で行なわれています。

担当者のお話では、真珠は2年で8ミリの大きさになるそうです。今年は真珠の出来がとてもよいとのことです。現在は貝殻から真珠玉を外す作業中とのでした。

作業中に汚れがつかないように、新しい合羽をご希望でした。漁師さんたちにはよく当社製品「漁火」をご利用下さっています。下灘支所さん、いつもありがとうございます!

 

 

・カツオの水揚げ四国一 愛南へ

最後の訪問先は、愛南漁協さんです。愛南町は愛媛県最南端にあり、北は宇和島市津島町、南は高知県宿毛市に隣接し、南は太平洋、西は豊後水道を望む自然に恵まれた地域です。

カツオ漁がさかんで、カツオの水揚げは四国一だそうです。プライドフィッシュ「びやびやかつお」が有名です。カツオ船は全て漁にでており港はがらんとしていましたが、エメラルドグリーンの海が綺麗でした。

お魚の加工屋さんには当社製品「エミック」の白をよくご利用頂いています。

カツオ漁師さんと言えば以前は白い合羽の利用が多かったのですが、最近の若いカツオ漁師さんはカラフルな合羽がお好みのようです。愛南漁協さん、ありがとうございました!

打合せ後、愛南漁協深浦本所さんの敷地内にある「市場食堂」へ行きました。「びやびやカツオ」を注文したところ、残念ながらその日は入ってきていませんでした。そこで私は養殖「媛スマ」の炙り定食をいただきました。

天然のものは漁獲がほとんどなく幻の高級魚と呼ばれる稀少なお魚。愛南漁協さんは「媛スマ」の完全養殖に力を入れています。

甘みのあるお醤油をつけて頂きました。鯛よりは身が少し柔らかくて美味しかったです。脂がのっているお魚を炙って頂くとより一層美味しいと思いました。「媛スマ」が「全身トロ」と言われているのがわかりました。

媛スマ

山本商店さんと当社の副社長は、生卵や刻み海苔が乗ったどんぶりに鯛のお刺身を載せて、特製のごまだれをかけて食べる定食とマハタのお刺身を頂いていました。

マハタ

山本商店さんのおかげで、無事に予定のお客様を訪問してご挨拶することができました。山本商店さん、この度もお世話になりありがとうございました!

 

四国横断 徳島へ

愛南漁協さんを後にし、和歌山へ復路の旅です。最寄りのインターから高速に乗り宇和島・大洲・松山・新居浜・川之江ジャンクションを通って、徳島道に入り徳島へ向かいます。

途中、伊予灘サービスエリアで休憩しました。お土産を買っていなかったので、じゃこ天を買いました。じゃこ天は江戸時代から続く愛媛南予地方の郷土料理。近海で獲れる小魚のすり身を油で揚げた練り物です。

愛媛出張の度に本場のじゃこ天を買って帰ります。そのまま食べても美味しいですが、火で少しあぶって食べると美味しいですよ。

喉が渇いたので愛媛のポンジュースを買って飲みました。

愛媛から徳島へのルートは10年ぐらい前は地道を走っていたので時間がかかっていましたが、今は高速道路もどんどん整備されて随分楽になりました。

渋滞にはまりフェリーに乗り遅れる

高速を降りて徳島市内のトヨタレンタカーさんに向かいましたが、渋滞にはまってしまいました。

トヨタレンタカーさんに着いて車を返却し、急いでフェリー乗り場へのタクシーを呼ぼうとしたところ、店員さんが徳島駅まで送ってくれました。

徳島駅からタクシーに乗り込み、フェリー乗り場へ向かいました。運転手さんに18:55発のフェリーの時間に乗りたいことを伝えると、間に合うか微妙だけど急いでみる、と急いでくれたのですが、間に合いませんでした。

予定していたフェリーに乗り遅れてしまい、次のフェリーは21:50。3時間待ちに・・・。おまけにフェリー乗り場に食べ物屋さんが何もなく・・・。歩いて近くのファミリーマートにご飯を買いに行きました。

残念ながらイートインコーナーがなく、お弁当を買ってフェリー乗り場の待合コーナーに戻りました。フェリー乗り場待合コーナーで二人でお弁当を食べました。私は焼きそば弁当、副社長はあぶり焼き牛カルビ弁当。

待合コーナーはテレビもなく、ひっそりとしていました。

海路を和歌山へ

少しずつ待合コーナーに乗客が増えてきて、21:50徳島港を出港しました。その日は風が強くてかなり揺れました。時々どーん、どーんと、波を着る音が船に伝わってきました。

和歌山港到着は24:10でしたが、風が強く着岸にいつもより時間がかかって、下船すると24:25ぐらいでした。そこから予約していたタクシーに乗り込み、海南駅の駐車場に向かいました。

久しぶりのマイカーに乗るとほっとしました。深夜なのでスイスイと走り、1:10頃紀美野町のある会社に帰ってきました。市内で渋滞に巻き込まれフェリーに乗り遅れたのが痛かったですね。

総移動距離約1,100km

一日目 移動距離 約588km
・紀美野町~海南駅 約8km (マイカー)
・海南駅~新大阪 約87km (JR特急くろしお)
・新大阪~広島 約342km (JR山陽新幹線)
・広島市内移動 約20km (広島電鉄、タクシー)
・広島港~松山観光港 約70km (瀬戸内汽船 高速船スーパージェット)
・松山観光港~松山市内 約9km (タクシー)
・松山市内~大洲市内 約56km (レンタカー)

二日目 移動距離 約512km
・大洲市内~八幡浜 約23km (レンタカー)
・八幡浜~宇和島 約38km
・宇和島~下灘 約23km
・下灘~愛南 約23km
・愛南~徳島市内 約320km
・徳島市内~徳島駅 約2km (レンタカー送迎)
・徳島駅~徳島港 約6km (タクシー)
・徳島港~和歌山港 約56km (南海フェリー)
・和歌山港~海南駅 約13km (タクシー)
・海南駅~紀美野町 約8km (マイカー)

1日目の朝6時に出発し、2日目は日付けをまわって1:10頃に到着。総移動距離約1,100kmの広島・愛媛出張でした。

 

今年もお世話になりました

あっという間の一年でしたが、皆さまのおかげで今年も一年無事に終えることができました。

お取引先さま、仕入れ先さま、当社製品をご利用頂いている全ての皆さまに心より御礼申し上げます。

穏やかな年越し・お正月を迎えられることをお祈りいたしております。

 

(参考資料)
・瀬戸内汽船 https://setonaikaikisen.co.jp/
・大和ミュージーアム https://yamato-museum.com/
・瀬戸内海汽船 広島・呉~松山 スーパージェット 空撮 https://www.youtube.com/watch?v=6KP8D5AhkUE&t=13s
・大洲市観光情報ウェブサイト https://jp.visitozu.com
・内子さんぽ 大森和蝋燭屋 https://www.we-love-uchiko.jp/gift/1089/
・四国西予ジオパーク http://seiyo-geo.jp/geopoint/uwakai_future02.php
・愛ひめ 愛フード推進機構 戸島一番ブリ
https://www.aifood.jp/product/detail/37
・愛媛県HP 水産王国えひめ 媛スマ
https://www.pref.ehime.jp/h37100/suisan_okoku_ehime/fish_suma.html
・愛ひめ 愛フード推進機構 マハタ
https://www.aifood.jp/product/detail/97
・JFえひめ真珠公式直販サイト えひめ真珠 https://www.ehime-pearl.jp/
・じゃこ天マップ 宇和島蒲鉾協同組合 https://www.uwajima-kamaboko.com/

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。旧年中に賜りましたご厚情に社員一同厚く御礼申し上げます。

本年も何卒よろしくお願いいたします。

新年から大変心痛む出来事が続いています。「令和6年能登半島地震」の被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

私たちは日々に感謝しながら少しでもお力になれる事を考え、皆様が一日でも早く健やかで心休まる日をお迎え出来ますようお祈り申し上げます。

株式会社 久保製作所
代表取締役社長 
久保真由巳

冬期休業のお知らせ

 

平素より弊社製品をご利用頂き、ありがとうございます。誠に勝手ながら、下記の期間を冬期休業とさせていただきます。

休業期間中はご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承下さいますよう、お願い申し上げます。

【休業期間】2023年12月29日(金) ~ 2024年1月4日(木) 
※1月5日(金)より通常営業

 

 

10月・11月の「コレクボ」- あっ!これ久保(うちの)合羽や!-

皆さま、こんにちは。あっという間に12月。忘年会の季節ですね。忘年会で人気のお鍋と言えばカニ鍋でしょうか。

さて、10月・11月に新聞・テレビ等で見かけた弊社製品情報「コレクボ」-あっ!これ久保(うち)の合羽や!-を2件ご紹介させて頂きます。

今年もズワイガニ漁が解禁され1ヶ月経ちますが、今回のコレクボは2件ともカニ漁の漁師さんです。

シーエース 10/28付 日本経済新聞 日経プラス1

10/28付の日経プラス1さんのなんでもランキングテーマは「冬近し 尋ねたい蟹の街・漁港」。カニ目当てで訪れたい街・漁港10選の第8位に、福井県坂井市三国(みくに)が選ばれていました。

大きな越前ガニを持った三国の漁師さんが、シーエース胸付ズボン(カラー:コバルトブルー)を着用下さっているのを発見しました。弊社製品をご利用頂きありがとうございます!

10/28付の日経プラス1さんのなんでもランキングテーマは「冬近し 尋ねたい蟹の街・漁港」8位 三国(福井県坂井市)

ズワイガニのことを福井県では「越前ガニ」、山陰では「松葉ガニ」と呼ぶそうですね。

記事によると三国は北前船貿易で栄えた歴史ある町並みの残る場所で、明治初期にオランダ人が三国港に造った重要文化財「エッセル堤」も魅力的だそうです。

調べたところ、江戸中期に始まった越前ガニの水揚げは明治期に本格化し、品質の高さが評価され、1922年以降は皇室にも献上されてきたとのこと。現在は黄色のタグがつけられているそうです。

三国では夕方漁から帰ってきた後、夜にセリを行なうそうです。夜に県内外に配送されることから、翌日には私たち消費者が新鮮な越前ガニが食べられるということです。カニ漁師さん、それを販売する関係者、輸送関係者、皆さんの頑張りのおかげですね。

シーエース(胸付きズボン)

シーピープル 11/25放送 読売テレビ『満天☆青空レストラン』高知県 エガニ

続いてのコレクボ情報は、季節の美味しい食材を求めて宮川大輔さんが日本各地を旅する人気番組「満天☆青空レストラン」さん(土曜夕方6:30~7:00)から。

11/25放送の番組食材は高知県高知市浦戸湾で獲れる「エガニ」。エガニ漁をする名人、宮川大輔さん、ゲストの方が皆弊社のシーピープル(カラー:ライムイエロー)を着用下さっていました。

何人もが揃って並んで着て下さっているというのはとても嬉しいことです。弊社製品をご利用頂きありがとうございます!

調べたところ、エガニはワタリガニ科のノコギリガザミの一種で、大きいものになると1kgを超えるものもあるそうです。商業ベースとしては高知県浦戸湾の他には静岡県浜名湖、沖縄県八重山諸島だけでしか漁獲されていない稀少なカニだそうです。

主に高知市中央卸売市場に水揚げされる他、漁業者自らが独自のルートとして、高知市内の飲食店への直接販売やネット通販なども行っているとのことです。

エガニの特長は大きなハサミ。私にはエガニの爪だけでこぶしより大きく見えました。調べたところ、エガニの挟む力は1トンを超えるそうですよ。こんなに噛み応えのしっかりした弾力のある爪は食べたことがない、と宮川大輔さんも言っていました。

獲れたて茹でたてが一番美味しいでしょうが、贅沢にもエガニをふんだんに使ったシェフのお料理も、どれも美味しそうでした。

宮川大輔さんが今まで食べたグラタンの中で一番美味しいと言っていたグラタン、本当に美味しそうでした。

シーピープル(胸付きズボン)

御礼

この度は弊社製品をご利用頂き、ありがとうございます。毎日のお仕事のお供としてお役にたてとても嬉しいです。皆さまが安心して活動できる製品をお届けできるよう社員一同頑張ってまいりますので引き続き宜しくお願いいたします。

福井県三国越前ガニ漁の漁師さん、高知県高知市エガニ漁の漁師さん、漁業関係者の皆さん、日経プラス1スタッフの皆さん、読売テレビ 『満天☆青空レストラン』のスタッフの皆さん、体に気をつけてこれからも頑張って下さいね。応援しています!

参考
日本経済新聞 日経プラス1(2023年10月28日) なんでもランキング「冬近し 尋ねたい蟹の街・漁港」
福井県坂井市観光ガイド Web旅ナビ

https://kanko-sakai.com/feature/detail.php?id=6
坂井市役所ホームページ 三国港突堤(エッセル堤)
https://www.city.fukui-sakai.lg.jp/bunka/kanko-bunka/kanko/rekishi/mikunitottei.html
11/25放送 読売テレビ 『満天☆青空レストラン』高知県 エガニ
https://www.ntv.co.jp/aozora/articles/1913azzra2jgks2tzm17.html
Kurashi-no 魚図鑑 ハサミの握力がすごい「ノコギリガザミ」とは?その食べ方や調理法まで解説!
https://kurashi-no.jp/I0024349
高知県ホームページ 刺網漁業(浦戸湾)
https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/040401/uradowansasiami.html

身の回りの意外なものに入っているみかんの皮

皆さま、こんにちは。ここ数年秋らしい秋が短いですね。冷房を使わなくなったと思ったら、もう暖房をつけています。春秋物の洋服の出番がないとスタッフも言っていました。

さて、前回に引き続き、今回のブログのテーマもみかんの皮です。みかんの皮は私たちにいい香りを届けてくれるだけではなく、油汚れや水垢等汚れを落としてくれるお掃除の味方だと知りました。

以来、我が家ではみかんの皮が大活躍。お魚を焼いた後の魚焼きグリルに熱湯を注ぎ、みかんの皮をいくつかに千切って入れ、暫くつけ置きした後、皮の表側(オレンジ色)でこすり洗いをすれば、きれいに汚れも臭いも取れるのにはびっくりです。

お風呂の水垢もみかんの皮の白い部分で何度も拭き掃除すると結構取れます。おまけにみかんのいい香りがするので一石二鳥。みかんの皮はカビが生えて長く持ちませんから、みかんを食べた後はお掃除するとちょうどいいです。

さらに調べて見ますと、お掃除の味方だけではなく、私たちの体にもいい影響を与えてくれる身近なものに利用されていることがわかりました。

みかんの皮を乾燥させたものを陳皮(ちんぴ)といい、昔から漢方薬等に使われてきました。ちなみに「陳」は「古い」という意味。漢方の世界では古いものの方が効果があるとされているそうです。実はこの陳皮(ちんぴ)。私たちの身近なものに利用されていました。

ガムや炭酸飲料等の食品や日用品の香料

いい香りからもわかるように、みかんの皮には香りの成分リモネンなどを主成分とする精油を含み、アロマテラピーにも利用されリラックス効果やリフレッシュ効果があります。食品や入浴剤などの香料としても陳皮(ちんぴ)が使用されているようです。リニューアル前のクロレッツ(ガム)にも入っていたかと思います。

胃腸薬や風邪薬の成分

陳皮は胃腸薬や風邪薬の成分に入っていることが多いようです。早速我が家にあった胃腸薬を確認したところ「ちんぴ」が入っていました。

陳皮(ちんぴ)の漢方薬・生薬についての効能を調べてみました。咳や痰を鎮める働きがあることから風邪薬に、消化不良や食欲不振等、胃腸を調整する働きがあることから胃腸薬に入っていることが多いようです。

漢方的には、健胃、去痰、理気の効能があり、消化不良、食欲不振などの胃部不快感を取り除くのに用いられています。(漢方薬のきぐすり.com )

漢方において、陳皮は胃酸の分泌を促進させるとともに、胃から腸への排出を早めたり、腸の蠕動運動を促進させたりする「理気薬」として使用されてきました。そのため多くの漢方処方の胃薬(補中益気湯や六君子湯など)には陳皮が配合されています。(養命酒 ハーブ図鑑 捨てる前に!漢方にも使われる陳皮(みかんの皮)の効能4つと活用法)

それだけではなく、冷え改善の効果もあるそうです。

陳皮は血管を拡張させて血流を良くし、末梢体温を維持する効果のある「へスぺリジン(ポリフェノールの一種)」を含みます。そのため、陳皮を細かく刻んで料理に混ぜたり、お風呂に入れて入浴剤にすると冷えの改善にも役立ちます。
(養命酒 ハーブ図鑑 捨てる前に!漢方にも使われる陳皮(みかんの皮)の効能4つと活用法)

七味唐辛子の原材料

さて、次に私たちに一番馴染のあるものとしては七味とうがらし。その中に陳皮が入っていました。七味唐辛子は「薬研堀(やげんぼり)」とも呼ばれ、唐辛子を主とした薬味や香辛料を調合して作られる日本の調味料。もともとは漢方薬だったそうです。おうどんやおそばに欠かせない七味が、漢方薬とは思いませんでした。

早速我が家の七味唐辛子の原材料を確認してみたところ、赤唐辛子・黒ごま・ちんぴ・山椒・麻の実・けしの実・青のり、の7種。確かにちんぴが入っていました!

・七味とうがらしの誕生

七味唐辛子の発祥は東京浅草にある「やげん堀」というお店。創業1625年(寛永2年)初代からし屋徳右衛門さんが漢方薬からヒントを得て、吟味した7種の素材で創ったのが始まりとのことです。

やげん堀の七色唐辛子は献上品になり、徳川三代将軍家光公に喜ばれて徳川の「徳」の字を賜わったそうです。そのことから、山に徳の字ののれんを掲げておりロゴにもなっているそうです。

・薬研堀(やげんぼり)とは?

東京・浅草の七味とうがらし屋さん「やげん堀」と「薬研堀(やげんぼり)」のつながりを調べてみました。「薬研堀(やげんぼり)」は現在の東京都中央区東日本橋にかつて存在した運河であり、堀周辺の通称地名。

広重『名所江戸百景 両ごく回向院元柳橋』,魚栄,安政4. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1312241 (参照 2023-11-30)

広重の浮世絵をご覧下さい。両国の回向院より元柳橋を望む場面が描かれています。手前が隅田川、奥の橋が元柳橋で、これをくぐるのが薬研堀だそうです。

薬研(漢方薬を粉末にする器具)の 形に似た堀があったことから薬研堀町と名付けられたと言われています。

七味とうがらし屋「やげん堀」さんは今は移転されお店は浅草にありますが、創業当時は薬研堀にお店があったそうです。江戸時代、日本橋薬研堀町は医者や薬問屋が多く、別名「医者町」で通っていたそうです。創業の地が店名の由来になっていたのですね。

薬研堀(やげんぼり)とは
・江戸時代にあった運河の名前
・地名
・店の名前(東京・浅草「やげん堀」)
・七味とうがらしの通称

日本三大七味

東京・浅草「やげん堀」さん発祥の七味とうがらしですが、長野の善光寺の七味や京都清水の七味も有名ですよね。調べたところ、これら3つは「日本三大七味」と呼ばれていることがわかりました。

浅草の浅草寺・長野の善光寺・京都の清水寺と、いずれも歴史ある大きなお寺の門前にお店があります。一覧にしてみました。

お店の名前創業材料
東京・浅草 やげん堀 1625年(寛永2年)唐辛子、焼唐辛子、黒胡麻、山椒、陳皮、けしの実、麻の実
京都・清水寺参道 七味家本舗創業1655年(明暦年間)唐辛子、山椒、麻の実、白胡麻、黒胡麻、青のり、青紫蘇
信州・善光寺 根元八幡屋礒五郎1736年(元文元年)唐辛子、山椒、生姜、麻種、胡麻、陳皮、紫蘇

唐辛子・山椒・麻の実(種)・ごま、はどの七味にも入っていますが、東京・浅草やげん堀さんの七味には唐辛子と焼き唐辛子の2種類入っており、紫蘇は入っていません。

京都・清水の七味屋本舗さんの七味には陳皮が入っていませんが、青のりが入っていました。それから信州・善光寺の根元八幡屋礒五郎さんの七味には生姜が入っていました。

そう言えば、きつねうどんとかやくご飯のセットが美味しくて有名な大阪道頓堀今井さんでおうどんを食べた時、七味に山椒がたっぷり入っているのか、パンチの効いた味でした。

それがきつねうどんにとてもよくあったのを覚えています。七味の色も赤くなかったと思います。

唐辛子だけの一味唐辛子に対し、七味はお店によって材料や調合が少しずつ違い、お店独自の味や香りになっているのですね。我が家にあるスーパーで買った一般的な七味と一味ですが、比べても一目瞭然です。

辛みが欲しい時は七味に一味を足すといいかもしれませんね。

おうどんやおそばに欠かせない七味とうがらし。今から約400年も前の江戸時代から七味とうがらしがあったとは驚きです。テレビの時代劇や池波正太郎さんの時代小説等には必ずおそばを食べる場面が出てきます。

見たり読んだりしていると、おそばが食べたくなります。さすがにおそばに七味をふりかけるシーンは見たことはありませんが。

雪の降る寒い中、江戸っ子はきっと七味とうがらしをいっぱいかけて、身を寄せ合って屋台のおそばを食べていたのかもしれませんね。

●東京・浅草 やげん堀(七味唐辛子)
●信州・善光寺 根元八幡屋礒五郎(七味唐辛子)
●京都・清水寺参道 七味家本舗(七味唐辛子)
●道頓堀 今井(うどん屋)

お屠蘇にも陳皮(ちんぴ)

最後にご紹介するのはお屠蘇(おそと)。無病息災を願ってお正月にいただくお屠蘇(おとそ)にも陳皮(ちんぴ)が使われていました。日本酒をお屠蘇代わりに飲む方も多いですよね。

本来お屠蘇は屠蘇散(とそさん)と呼ばれる5~10種類の生薬を配合したものを、日本酒やみりんに漬け込んだ薬草酒とのことだそうです。

調べたところ、日本酒「久保田」で有名な新潟の朝日酒造さんにお屠蘇の情報が掲載されていました。

製造メーカーによって異なるそうですが、体に良い作用を持つものが調合されていて、一般的な屠蘇散(とそさん)の材料とお屠蘇の材料は以下のとおりです。

お屠蘇の材料
●日本酒(例:久保田 千寿)
●本みりん
●屠蘇散(とそさん)の中身
・山椒(サンショウ):胃を健やかに整える
・陳皮(チンピ):血行を良くして冷えの改善が期待できる
・桂皮(ケイヒ)または肉桂(ニッケイ):発汗や解熱、整腸作用
・桔梗(キキョウ):去痰作用や鎮静、鎮痛作用
・八角(ハッカク):抗菌作用や健胃作用
・白朮(ビャクジュツ):健胃作用や利尿作用
・防風(ボウフウ):発汗や解熱作用、抗炎症作用
(朝日酒造 お正月に欠かせない「お屠蘇(おとそ)」の意味とは。意外と手軽な作り方も紹介)

いかがでしたでしょうか。皆さんのお役にたてれば幸いです。

これから年末に向けてのお忙しい時期に風邪をひかないよう、風邪予防には和歌山のみかんがおすすめです。食べた後はみかんの皮をお風呂に入れたり、お掃除したり、是非やってみて下さいね。

そして、おうどんやおそばに陳皮(ちんぴ)の入った七味とうがらしをたっぷりかけて、体を温めて下さいね。

(参考資料)
・わかさの秘密 ちんぴ https://himitsu.wakasa.jp/contents/citrus-peel/
・漢方薬のきぐすり.com
https://www.kigusuri.com/kampo/jiten/shouyaku/chimpi/
・養命酒 ハーブ図鑑 捨てる前に!漢方にも使われる陳皮(みかんの皮)の効能4つと活用法

https://www.yomeishu.co.jp/health/3617/
・朝日酒造 お正月に欠かせない「お屠蘇(おとそ)」の意味とは。意外と手軽な作り方も紹介

https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/know/136
・東京・浅草 やげん堀 https://yagenbori.jp/
・信州・善光寺 根元八幡屋礒五郎 https://www.yawataya.co.jp/
・京都・清水寺参道 七味家本舗 https://www.shichimiya.co.jp/

サンマとみかんの皮

皆さま、こんにちは。長かった暑さも過ぎて日の入りが早くなり、過ごしやすい季節になりました。秋の味覚を味わえる時期ですね。みかん、りんご、柿、いちじく、さつまいも、栗、そして秋刀魚。書いているだけでお腹が空いてきます。

食欲の秋に水を差しているのが近頃の物の値上り。和歌山に暮らしているとみかんの値上りはそれ程感じませんが、りんごは1個200円以上。これまでの2倍以上です。

東京近郊の友人に聞いてみたところ同様で、10月下旬時点でりんごは1個200円程度。サンマも1匹200円程度だそうです。ちなみに梨が1個480円で驚いた!と言っていました。

確かに1匹100円以内で手に入っていた頃もありましたが、200円なら手に届くお値段ですよね。

10月下旬時点で、福島県に近い三陸沖に4年ぶりにサンマが多く集まる漁場が形成されたとか。気仙沼港では近海で操業する小型船が2年ぶりに水揚げした等、嬉しいニュースも入ってきています。

全国のサンマ漁の漁師の皆さん、どうぞお気をつけて頑張って下さいね!

幸いお客様から初物のサンマを頂きました。新鮮でピーンとしたサンマで、大きさは小ぶりでもなく普通。脂がのっていてとても美味しかったです。

今のように少し肌寒くなる頃の夕暮れ時、家々に灯りがともり、ご近所からサンマを焼くいい匂いがしてくると、私は幸せを感じます。日本人でよかった!と思います。

皆さんが幸せを感じるのはどんな時でしょうか。

サンマと和歌山

実はサンマは和歌山に馴染のあるお魚です。以前ブログでご紹介しましたが、日本のサンマ漁は約300年前の江戸時代中頃、紀伊半島の東に広がる熊野灘が発祥とされています。

現在サンマの獲れる主要な産地としては北海道と三陸が有名ですが、戦前は熊野灘が全国一の生産量をあげていた頃もあったそうです。サンマは三陸沖から寒流に乗って熊野灘に南下していたのです。

熊野灘にくるまでの間、潮にもまれて身が引き締まり、脂も適度に落ちてたサンマは熊野灘側では丸干しや寿司に使われるようになりました。紀伊水道側の雑賀崎地域では干物にして和歌山城の徳川家に献上し、また、塩漬けにして江戸に送っていたことが記録として残っているとのことです。

和歌山県内のサンマ郷土料理

・サンマのなれずし

和歌山の郷土料理「なれずし」は大体サバで作られますが、県南部・熊野地方ではサンマで作られます。なれずしはお酢を使わずに発酵させたもので、サンマ寿司と呼ばれるお寿司とは別のものです。

私はサバの早なれずし(あせずしとも言います)はたまに食べますが、サンマのなれずしはまだ頂いたことがありません。

・サンマ寿司

サンマ寿司は、開いて塩漬けしたサンマを柑橘系のお酢でしめて酢飯に載せた熊野地方の郷土料理です。潮岬を境に、西牟婁郡(にしむろぐん)では腹開き、東牟婁郡(ひがしむろぐん)では背開き、と捌き方が違うそうです。

サンマ寿司は随分前に頂いたことがあります。焼いたサンマ寿司もあるそうです。

出典:農林水産省Webサイト うちの郷土料理 さんまずし(背開き) 和歌山県

 

出典:農林水産省Webサイト うちの郷土料理 さんまずし(腹開き) 和歌山県

・サンマの丸干し

サンマを塩もみし一日置いてから海岸に2~3日干したものです。サンマ寿司と一緒に熊野地方で食べられています。

・灰干しサンマ

こちらも以前ブログでご紹介しましたが、和歌山の特産に雑賀崎に灰干しサンマがあります。

干して乾燥させるのではなく、灰干しサンマはサンマを開いて塩漬けし、水分を通すセロファンで包み、高い吸湿性をもつ火山灰の中に数時間入れて余分な水分を抜き、お魚を乾燥させる特殊な製法で作られています。

材料は現在北海道産が使われているようです。臭みがなくしっとりとして旨味が凝縮されているのが特長です。ちなみに灰干しサンマ寿司もあります。

灰干しサンマ photo by Rinko Nakamura  ©Kuboseisakusyo

サンマを焼くと後片付けが・・・

サンマの話を書いているとサンマが食べたくなってきました。ところで、皆さんはお魚をどのようにして焼いていますか?

ガスコンロのグリル、魚焼き網、魚焼きグリルロースター、フライパン、オーブン等。今はいろんな焼き方がありますね。我が家は魚焼きグリルロースター使っています。

どのように焼いてもお魚を焼くとグリルや網の後片付けがやっかいです。洗剤を使っても手強い汚れの時もありますし、汚れは落ちてもお魚の臭いはなかなか取れません。

photo by Rinko Nakamura  ©Kuboseisakusyo

みかんの皮は優れもの

先日みかんを送った友人が、お魚を焼いた後の汚れや臭いはみかんの皮でグリルや網を掃除すれば取れる、と教えてくれました。みかんのある季節はみかんの皮を使い、春夏はオレンジの皮を使っているそうです。

みかんの皮

汚れた天板に水を張って網を入れ、その中にみかんの皮1個分をいくつかに千切って入れ、一緒につけおきします。

暫くつけ置きした後、皮の表側(オレンジ色)を網や汚れたところに当ててこすり洗いします。軽い汚れの時は汚れも臭いも大体落ちますが、その後洗剤をつけて普通に洗えばいいそうです。

臭いだけ気になる時は、みかんの皮をお湯でよく洗い、まず皮の表側(オレンジ)を臭みのあるところに当てて拭き、次に裏側(白)で拭いて自然に乾かせばいいとのこと。皮のカスや油分のベタつきが気になる時は、お湯に浸して固く絞った布巾で拭くとよいそうです。

確かに台所洗剤やお風呂の洗剤にはよくオレンジの成分が入っていますよね。調べてみると、柑橘類の皮にはクエン酸・リモネン・ペクチン等の成分が含まれ、お掃除によい効果がありました。複数の情報を参考にまとめてみました。

クエン酸柑橘類や酢に含まれる酸性成分で自然由来
水垢などアルカリ性に効果的
リモネン天然の油成分。油になじみやすく、油の溶解に効果があり、
界面活性剤と同じように汚れを落とすはたらきがある
ペクチン皮の白い部分や筋に多く含まれる成分で食物繊維
コーティング効果やツヤ出し効果があり、
掃除した後の状態をきれいに保つ効果がある

みかんの皮の表側(オレンジ色)の油成分リモネンが、油汚れの部分に溶け出して汚れを落とすしくみなんですね。リモネンという成分はエッセンシャルオイルでよく見かけます。成分ひとつとってみても、いろんな効果があるのですね。

次の情報が参考になりました。みかんの皮を茹でてお掃除用のみかんスプレーを作ってみようかと思いました。

いかがでしたでしょうか。皆さんのお役にたてれば幸いです。

季節の美味しいものを頂いて、毎日元気に頑張っていきましょう。そして、サンマを焼いた後のお片付けにはぜひみかんの皮を使ってみてくださいね。

 

(参考資料)
・「本場の本物」紀州雑賀崎(さいかざき)の灰干しさんま(一般社団法人 本場の本物ブランド推進機構)
https://honbamon.com/product/29-kaikazaki-hoshisanma/index.html
・紀伊のサンマ漁 (和歌山県)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/071001/d00207202_d/fil/33.pdf
・さんま漁業(全国さんま棒受網漁業協同組合)
http://www.samma.jp/fishery.html
・うちの郷土料理 さんまずし(背開き・腹開き) 和歌山県(農林水産省Webサイト)
情報提供元 : 郷土料理と日本型食生活(和歌山県生活協同組合連合会)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/sanma_zushi_wakayama.html
・さんまの丸干し(くまどこ)
http://www.kumadoco.net/dictionary/report.php?no=1
・みかんの皮を使った掃除の裏技6選! 油汚れ、イヤな臭いを取る方法 マイナビ子育て
https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/5678
・みかんの皮を捨てる前に!ササッとできる簡単掃除のテクニック5つ
https://mrs.living.jp/k_life/article/4041607

 

手仕事と手動ミキサーと足踏みミシン

皆さまこんにちは。9月も終わるというのに残暑が厳しいですね。ここ紀美野町でも日中は30度以上の蒸し暑い日が続いています。

それでもみかんのトップバッター、青い極早生みかんが出回るようになり、朝晩には虫の声が聴こえるようになりました。夏の疲れがでる今の季節には、甘酸っぱい青いみかんがちょうどいいです。置いておくと黄色になりますが、味は変わりません。

<和歌山の極早生みかん 画像提供:藤原農園>

買ったり頂いたり我が家には今極早生みかんをはじめ、ぶどうに青なしや赤なし等があります。ありがたいことですが、この暑さでは傷みが早くなります。果物も野菜も季節のものは、実が生るときは一度になりますから、ひとつも無駄にせず上手に頂くというのはなかなか難しいです。

ご近所さんの手仕事

みかんの産地柄、特に冬みかんは頂く機会も多く、保存しているうちにどんどん悪くなって最後はカビが生えてしまうこともあります。そんなことにならないよう、ご近所さんは美味しいうちにひとつずつみかんを絞って果汁を保存袋に入れ、冷凍しています。

 

ひとつずつ手絞りとなるとなかなか大変ですが、こうしておくと新鮮なみかんジュースを味わえるとのことです。溶けかけのシャーベット状のみかんもシャリシャリして美味しそうですね。

季節の果物や野菜はミキサーでジュースに

先日も、極早生みかんを美味しいうちに食べていただこうとご近所さんに持っていきました。その方は、季節の果物や野菜を使ってジュースを作ります。伺うと、夏バテ防止にバナナと牛乳と畑で作っているゴーヤーのジュースを作って出してくれます。ゴーヤーの苦みはそれほど気にならず美味しくて、飲むといつも元気になる感じがします。

ご近所さんの影響で、我が家も季節の野菜や果物のジュースを作って飲むようになりました。今の季節よく作るのは、ご近所さんに頂いたゴーヤー、それにバナナ・牛乳に私はヨーグルトを入れてミキサーにかけて飲んでいます。

私はバナナ・牛乳・ヨーグルトをベースに、その時あった果物を入れて作ります。先日は、茹でておいたとうもろこしがあったので入れて作ってみたら、甘みがあって美味しかったです。

 

私もフルーツ牛乳のファンです

ちなみに私の友人は最近ミックスジュースを作って毎日飲んでいます。みかん・りんご・バナナ・水、そこに牛乳を少し入れてミキサーにかけるその味は、昔銭湯で風呂上がりに飲むのが好きだった瓶のフルーツ牛乳の味に近いそうです。

銭湯に行くとありましたね。牛乳、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳。私も懐かしの学生の頃、銭湯に行って風呂上がりにフルーツ牛乳を飲むのが好きでした。

この辺りに銭湯はないのですが、お隣海南市の和歌山マリーナシティにある温泉施設「黒潮温泉」に瓶のフルーツ牛乳がおいてあったと、出かけたスタッフが言っていました。

皆さんも、風呂上がりにフルーツ牛乳はいかがですか。

 

手動のミキサー

ところで、私がジュースづくりに使っているのはシンプルな普通のミキサーです。ご近所さんも今はシンプルな普通のミキサーを使っていますが、昔はお母様から譲られた手動のミキサーを使っていたそうです。

今のミキサーと同じでガラス容器を重い鉄の本体に取付け、サイドのハンドルをぐるぐるまわして使うそうです。

今のミキサーは値段はお手頃でもすぐに壊れるそうですが、お母様譲りの手動のミキサーは丈夫で昭和の子育て時代に20年以上も使えて大活躍したと言っていました。お母様の代からだと何十年物になるかわからないそうです。何十年も壊れずにずっと現役で使える道具は究極のエコ。すごいですよね。

話を伺ってネットで探してみたのですが、さすがに見つかりませんでした。スタッフがイラスト(イメージ)を描いてみました。

母にご近所さんの手動ミキサーの話をしたところ、私が子供の頃、近所に住んでいたアメリカ帰りのご一家のお母さんも手動ミキサーを使っていたことがわかりました!

手動ミキサーを見た時もびっくりしたそうですが、手作りのマヨネーズを頂いた時にはもっと驚いたと言っていました。その頃マヨネーズはまだ今ほど流通していなかったそうですし、日本の普段の食卓には想像もできない調味料を、しかも手作りするなんてびっくり仰天したそうです。

調べたところ、ポケットサイズのポリエチレン袋入り「キユーピー マヨネーズ」(50g)が発売されたのが1956年(昭和31年)。今のポリボトル容器入りの「キユーピー マヨネーズ」が発売されたのが1958年(昭和33年)でした。

私が覚えていることは、子供の頃お家へ遊びに行くと、そのお母さんがおやつにドーナツを作ってくれました。油鍋の上で道具を握ると、穴の開いたドーナツが油の中にぽんと落ちて浮かぶのを見て、びっくりしたのを覚えています。

アメリカ帰りのお母さんは、知らなかった調理道具を、それらを使って美味しいマヨネーズやドーナツを、母や私に新しい世界を見せてくれました。

根強い人気!!まだまだ現役の「足踏みミシン」

何十年も壊れず現役だった手動のミキサーの話を聞いて、ふと浮かんだのが「足踏みミシン」です。若い方はご存知ないかもしれませんが、今から40、50年前の昭和の頃は足踏みミシンが主流でした。どのお家にも木の作業台のミシンや箱形やのミシンが置いてありました。

●足踏みミシン

●足踏みミシン(箱形)

 

電気いらずで、両足で踏み板(ペタル)を踏むとベルトがまわって糸をつけた針が動いて生地を縫っていきます。分厚い生地が縫え、構造がシンプルなので修理も簡単、しかも丈夫と言われていました。

調べて見ると、昭和31年ミシンの全国普及率は75%。洋裁学校の全盛期だったそうです。その頃ミシンはいわゆる嫁入り道具で、ミシンを使って洋服を作る技術を学ぶために洋裁学校へ行ったそうです。だから今の70代以上の女性は大体ミシンができて、洋服も縫えるわけですね。

調べたところ、その頃サラリーマンの月給が2~3万円、テレビ本放送を開始しテレビは1台30万円前後。残念ながら足踏みミシンの価格はわかりませんでしたが、当時は積み立て貯金してミシンを購入していたと聞いています。

分厚い生地が縫えて丈夫な足踏みミシン。調べたところ、根強いファンが一定数いるようです。ミシンのベルトが切れ、交換用のベルトをネットで探して購入し、取付けてまた使えるようになった等喜びのコメントを何件も見かけました。

ちなみにご近所さんの80代のお姉さんも、足踏みミシン愛用者。一時期ベルトの不具合で使えなくなっていたそうですが、ベルトを交換してまた使えるようになったと言っていました。

私には馴染のある足踏みミシンですが、なんと今では「昭和レトロ」や「アンティーク」カテゴリーにいれられているようです。現役で使っているユーザーが一定数いるのに、レトロやアンティークなんですね。私にはピンときませんでした。レトロやアンティークとタイトルをつけるのはきっと若い方なのかもしれませんね。

ちなみに我が社は工業用電動足踏みミシンを使っています。古いミシンになると20年以上のものもあります。毎日使っていると、下糸を入れているボビンをセットするところの具合が悪くなったり、針が折れやすくなったり、均一に走れない等調子が悪くなることもあり、時々ミシン屋さんに修理に来てもらっています。

ベテランの技術者の方が来てその場で直してくれたり、その場で直せない時は持ち帰ります。ベテランの技術者の方はどんなミシンでも大体は修理できるそうですが、モーターやコンピューターのところが故障するとほとんどダメだそうです。その部分だけ交換すると新しいミシンと同じぐらいの価格になるとか。

今回足踏みミシンのことを調べていて、足踏みから電動まで「どんなミシンでも直します!」というミシンの修理屋さんが結構あったことに驚きました。修理してでも長く使いたいという方がまだまだいるということですね。

いい物は愛される

世の中にはいろんな便利な機能のついたミシンが出ているにも関わらず、それでも足踏みミシンを長年使っている人達がいることについて考えてみました。

それはまさに手仕事。手仕事をする人達には足踏みミシンは優れていて使いやすいのだと思います。使いやすいということは、故障が少ないことと、もし故障しても修理できる環境があること。故障が少ないということは、作りがシンプルだからだと思います。

手仕事をする人に愛用されている道具にはそのわけがあり、世の中が進化しても変わらない、変わってはいけない、暮らしのコンセプトがある気がします。

ご近所さんが長年愛用していたという手動ミキサーのお話をきっかけに、いろんなことを考えました。

(参考資料)
・戦後昭和史 家庭用ミシンの価格推移
https://shouwashi.com/transition-sewingmachine.html
・一般社団法人 家庭電気文化会
http://www.kdb.or.jp/syouwasiterebi.html 
・キューピー 
https://www.kewpie.com/

 

和歌山のクールスポット

皆さま、こんにちは。今年の夏は日本全国異常な暑さに見舞われ、厳しい残暑が続いていますね。暑さで夜が寝苦しく、私も若干バテぎみです。涼しいと思っていた北海道や東北、北陸が40度近くになるとは驚きました。

北海道に知人がいる友人の話によると、北海道のマンションはエアコン(冷房)を取付けられる仕様になっていないそうで、北海道にはエアコンのないご家庭も多いとか。

昔は本州の涼しい避暑地にも暖房はあっても冷房がない所もありましたが、今では日本全国エアコンがないと過ごせません。北海道にも普通にエアコンを取付できる仕様の住宅が増えることを願っています。

さて、今回のブログは、厳しい残暑の中頑張っている皆さまに、和歌山の涼しいスポットをご紹介したいと思います。

熊野古道・中辺路(なかへち)ルートで熊野へ、北山村へ

和歌山県なのに三重県と奈良県に囲まれていて、和歌山県のどの市町村とも隣接しない「飛び地」北山村はまさに秘境。今回スタッフは出先の白浜から車で田辺へ出て、いわゆる熊野詣の中辺路(なかへち)ルートで北山村へ向かいました。

熊野は和歌山県南部から三重県南部の地域のこと。和歌山県南部に「熊野三山」と呼ばれる三つの神社、熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社があります。その中心となるのが「熊野本宮大社」です。熊野三山へお参りするための道が熊野古道。

長いトンネルをいくつも通り、道中疲れて眠くなりそうな時に突如あらわれた大型ドライブイン「ちかつゆ」。

焼きたてパンを売っているベーカリー、お土産屋さん、甘味処、栄養満点の食材とろろや鰻・シカ肉定食等が食べられるお食事処。

そしてAコープスーパー熊野古道ちかつゆ店。おかげでお腹も満たされ一休みでき、山奥に入る前に食料も買えたと感謝していました。ベーカリーで買ったクロワッサンはこれまで食べたクロワッサンの中で一番美味しかったそうです。ちかつゆさんありがとうございました!

●ちかつゆ (熊野古道 大型ドライブイン)

和歌山のクールスポット(その一)熊野本宮大社

その後、暫く走って熊野本宮大社に着いたのでお参りしました。深い山と森に囲まれた熊野は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている由緒ある聖地。熊野本宮大社は全国3000社ある熊野神社の総本山です。ひんやりとした清浄な空気が流れ、気持ちがよかったそうです。

photo by Rinko Nakamura

今回行けませんでしたが、熊野本宮大社の旧社地「大斎原(おおゆのはら)」は熊野本宮大社の旧社地。車道からも大きな日本一の大鳥居(高さ約34m)が見えました。社殿が建てられたのは紀元前33年。明治22年に大水害が起きるまで、熊野川・音無川・岩田川が合流する中洲に社殿があったそうです。

奈良時代には仏教を取り入れ、神=仏としておまつりするようになり、室町時代には武士や庶民の間にも熊野信仰が広まったそうです。男女や身分を問わず、全ての人を受け入れる熊野本宮には大勢の人が参拝に訪れ、その様子は「蟻の熊野詣」に例えられたそうです。

熊野本宮を後にし、再び長いトンネルをいくつも通り、深い谷にかかる橋を渡ってようやくスタッフは目的地北山村にたどりつきました。

台風接近であいにくのお天気。北山川はダム放水で増水中。確かに以前テレビで見た時は、もっと岩場がゴロゴロしていたかと。増水のおかげ?で画像や動画で見る渓谷は霧に包まれとても神秘的な雰囲気ですね。

photo by Rinko Nakamura

和歌山のクールスポット(その二)北山村 おくとろ温泉の源泉

旅の疲れをとろうと、スタッフは道の駅おくとろ・おくとろ公園に隣接している「おくとろ温泉」へ。次のクールスポットはここ「おくとろ温泉」です。

お風呂なので残念ながら写真が撮れませんでしたが、自然の景色を望む広々とした内湯に硫黄の香り、岩作りの露天風呂。近くには北山川が流れ、なかなかよかったそうです。

露天風呂の入り口に「源泉」と表示された人一人が入れる程の大きな壺湯があり、壺湯に長く入っていた人が出たのでスタッフも入ろうと手を入れてびっくり!冷たかったそうです。

おくとろ温泉の源泉は何と29度。ぬるま湯というよりも水風呂ですね。せっかくの源泉なので我慢して暫く浸かったそうですが、体が冷え切ってしまい、温かい露天風呂に飛び込んでほっとしたと言っていました。雨の中の露天風呂も風情があってなかなかよかったそうですよ。

●筏下り・おくとろ温泉(和歌山県・北山村行政サイトトップページ)

和歌山のクールスポット(その三)北山村 清流・北山川

鮎やうなぎも棲む清流として知られている北山川。北山川では「筏下り」や「ラフティング」を楽しむことができます。現在筏下りを体験できるのは、日本で唯一ここ北山村だけだそうです。

残念ながらスタッフが楽しみにしていた筏下りはダム放流による増水で中止に。ラフティングの方は安全コースをとって実施されました。

川の水はとても綺麗で、雄大な渓谷を眺めながらボート漕ぎは最高に楽しかったようです。通常の迫力あるコースではなかったですが、終わってすぐにもう1回やりたくなった!と言っていました。

photo by Rinko Nakamura

キャニオニングという川の上流部で沢下り等を行う川遊びがありますが、今回、川の端の浅い所の流れに乗るプチキャニオニングのような体験ができたそうです。ガイドさんがロープで安全を確保してくれるので安心して楽しむことができたと言っていました。

ウェットスーツとラッシュガード(長袖)を着ていても川の水は冷たかったとか。川の中で泳いだのに全然臭くならなかったことに驚いたそうです。それほど水が綺麗だったということでしょう。さすがは清流と名高い北山川ですね。写真を見ていても、こちらも川面を走る風を感じました。動画の水の音も涼しげです。

●アウトドアクラブ アイスマン(ラフティング体験)

和歌山のクールスポット(その四)ホテル浦島エスカレーター「スペースウォーカー」

熊野を後にし、新宮を通って那智勝浦へ向かいました。那智勝浦には、半島まるごとホテルの大温泉郷、ホテル浦島があります。

ホテル浦島さんへは離れた駐車場からホテルのバスで移動しました。そのままバスでホテルへ行けますが、送迎船乗り場で下車して船に乗って行くこともできます。

photo by Rinko Nakamura

海底が隆起してできた岬に立つホテル浦島は天然大洞窟風呂「忘帰洞(ぼうきどう)」や「玄武洞(げんぶどう)」で有名です。

於泥岩層の絶壁が熊野灘の荒波に削られ、長い長い年月をかけて形成された天然洞窟で、皆さんもテレビで一度はご覧になったことがあるかもしれませんね。

歴史も古く、ここに温泉が湧いてできた湯だまりに人々が沐浴しはじめたのは、熊野詣が盛んだった平安の頃にまでさかのぼるそうです。

今回ご紹介したいのは温泉ではなくホテル内にあるエスカレーター「スペースウォーカー」。スペースウォーカーはホテル浦島さんの本館と山上館をつなぐエスカレーターで、全長は154m、傾斜角度が30度、高低差77m、所要時間5分45秒!のとんでもなく長いエスカレーターなんです。

私は随分前に乗ったことがありますが、スタッフは今回が初めて。途中後ろを振り向くとあまりの高さに足がすくんで背中がスーッと涼しくなるクールスポットです。

驚いたのはエスカレーターの横に階段があり、その数なんと428段。ちなみに那智山の階段は全部で467段だそうです。エスカレーターに乗って立ってるだけでも足がすくむのに、下りの階段を降りている強者がいたそうですよ。

スタッフも余裕がなかったようで、残念ながらスペースウォーカーの画像や動画が撮れませんでした。ホテル浦島さんのサイトをご覧下さい。

●日本一長いエスカレーター「スペースウォーカー」(ホテル浦島)

和歌山のクールスポット(その五)那智勝浦 那智の滝

photo by Rinko Nakamura

さて、和歌山のクールスポット、最後は「那智の滝」です。那智の滝がある那智山一帯は、滝に対する自然信仰の聖地。那智の滝は熊野那智大社の別宮、飛瀧神社(ひろうじんじゃ)のご神体として古くから人々に崇められています。「一の滝」とも呼ばれ日本三大名瀑の一つです。

一の滝は飛瀧神社の神体、飛瀧神社の境内に設けられた滝見台から見ることができます。落差133m、銚子口の幅13m、瀧壺の深さは10mの落差日本一の名瀑で、落下する水量は毎秒1トン程とも言われています。

駐車場付近から滝見台までは、足元の悪い石段を何段も下っていき、スタッフも結構キツかったそうです。体の不自由な方はどうなるのか気になったと言っていました。調べると、熊野那智大社は車椅子可能でしたが、飛瀧神社のある滝見台には車椅子用のルートはありませんでした。

滝見台が近づくにつれ、滝の音がどんどん大きくなり、滝見台に着くと大自然の迫力に感動したそうです。そして、体の不自由な方こそ来たいところかもしれない、と思ったそうです。

滝の周辺には国の天然記念物に指定されている那智原始林が広がり、滝の水しぶきや森林からマイナスイオンをたっぷりと浴びて涼しかった言っていました。

いかがでしたでしょうか。厳しい残暑の中頑張っている皆さまに、少しでも涼をお届けできれば幸いです。お体にお気をつけてお過ごしください。

(参考資料)
・世界遺産・熊野は“蘇りの聖地”。その中心「熊野本宮大社」でパワーチャージ!(るるぶ&more)
https://rurubu.jp/andmore/article/7463
・5分でわかる熊野本宮大社 http://www.hongutaisha.jp/digest/
・
快適設備で手ぶらでOK!無垢な源泉が楽しめる「おくとろ温泉」(和歌山道の駅ドットコム) https://wakayama-michinoeki.com/topics/okutoro-onsen/
・世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のすべて(和歌山文化財ガイド)
http://wave.pref.wakayama.lg.jp/bunkazai/worldheritage/page02.html

 

 

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【休業期間】
2023年8月11(金)~16(水)

それでは皆様、突然の雨に気をつけて楽しい夏をお過ごし下さい。

以上