皆さま、こんにちは。爽やかな季節も終わり、蒸し暑くなってきました。雨の日には湿度70~80%にもなり、先日事務所のエアコンの掃除をして、エアコンを使い始めました。
さて、先日忍者で有名な伊賀の里に行ってきました。
きっかけは、東京近郊の友人が忍者修行に行ったという話を聞いたからです。友人が忍者修行に行ったのは、房総半島の先端の方、千葉県は南房総市の山中にある「忍者の里」。
日光〇〇村のような大型アトラクション施設とは違って、竹藪の中、地上3メートル程度の高所に竹で組んだ修行コースがあります。下へ落ちないように綱渡りのようにして前進します。空中ブランコもあったそうです。
途中、手裏剣や弓矢の修行、高さ50~60㎝の竹で組んだ低所修行コースをほふく前進し、最後に築300年の古民家に潜入し脱出する修行など、かなりハードだったそうです。
実は私は昔から忍者のファンです。きっかけは昔読んだ真田太平記。天下を取ろうとする徳川と豊臣の闘いで、忍者が暗躍する話です。
忍者の働きで時代が変わることもあったと思い、彼らの優れた身体能力と強い精神力、忍耐力に感心し、興味を持っていました。
友人の話では、若い頃海外へ行き、こちらが日本人とわかると、忍者に会ったことはあるか?等、必ず忍者のことを聞かれ、答えるのが難しかったと言っていました。
こちら(近畿)は伊賀や甲賀など忍者の本場、インバウンドで海外からの旅行客も多いことから忍者修行できる所があるはずだと言われ、調べたところありました。地元から日帰りできるところが伊賀の忍者博物館でした。
伊賀に向けて出発
今回も私久保と副社長の二人旅です。伊賀の里のある三重県伊賀市までは2時間半程度。いいお天気に恵まれ、日曜の朝8時に紀美野町を出発しました。
三重も奈良も和歌山の隣で、地図で見ると近いようですが、紀伊半島はほとんどが山。
服部半蔵で有名な伊賀は三重県、甲賀は滋賀県、将軍家の兵法指南役で有名な柳生は奈良県。根来衆・雑賀衆の僧兵忍者は和歌山県。
紀伊半島は剣士や忍者の本場です。今も昔も山の中を通っていきますが、車でも意外と時間がかかります。

お隣の紀の川市まで下道を走り、紀の川ICから京奈和自動車道(E42)を奈良方面に向かって走りました。
奈良県に入り橿原高田ICから西名阪(にしめいはん)自動車道(E25)を走りました。
紀の川ICから橿原高田ICまでの区間は、現在工事中で無料区間です。
天理ICから名坂(めいはん)国道に入って走り、上野ICで降りました。名阪国道は昔からある国道ですが、高速道路のように走れます。
下道の国道368号を走って伊賀に到着。
忍者屋敷へ
伊賀流忍者博物館は、伊賀市内にある上野公園の一角にありました。
窓口で入館券(大人千円)を買って敷地内に入りました。忍者姿のスタッフにチケットを見せ、石畳の道を歩くと茅葺き屋根のからくり忍者屋敷がありました。外観は昔の普通の民家です。


忍者屋敷ではそれぞれの忍びの家に伝わる武器や忍術を守るため、様々な仕掛けからくり(どんでん返し、隠し階段、仕掛け戸等)を備えていました。
屋敷に入ると土間で、靴を脱いで板間にあがりました。板間には刀隠しの仕掛けがありましたが、案内人が海外の人に説明をしていたので、他の部屋から見学しました。

見張り所・見張り所への隠し階段
部屋に入ると、忍者姿の案内人がいました。写真右上隅に茶色の板のような部分と白い部分がありますが、板が格子状になっており、そこが隠し部屋で見張り所でした。
写真の階段は、見張り所へ行くための隠し階段です。忍者が手に持っているのは、仕掛け天井から隠し階段を引っ張るためのロープです。
見張り所へ行く時はどうやって階段を下ろすのか、話がなかったです。秘密でしょうか(笑)

どんでん返し(回転扉)
同じ部屋の土間側に、どんでん返しの仕掛け扉がありました。どんでん返しとは、一見すると普通の壁ですが、壁を押すと扉のように回転し、その瞬間に屋根裏や向こう側に姿を隠すことのできる仕掛けです。
扉を開けると人一人入れる程度のスペースがありました。

館内の案内によると、どんでん返しは、扉の回転を自分自身で止める必要があり、とても難しく、訓練が必要だったそうです。
壁にはしごを設置し屋根裏へ、床板を外し地下道へ逃げることができたそうです。
井戸へ続く地下への隠し階段
写真ではわかりづらいですが、床の間と隣の部屋の境の壁板が隠し扉になっていました。そこを開けると、黒板の壁があり、床に近い壁が金網になっており、向こうに階段がありました。そこから井戸に続く穴を通って外に出ることができるそうです。

刀隠し
さて、入り口板間の刀隠しを見学しました。板の間の下に隠し床下があり、そこに刀を隠していました。敷居は踏まないようにとの教えがありますが、このような仕掛けがあることが多いからだそうです。
写真の刀の持ち手側の床下収納の端が斜めになっており、この部分の床板を踏むと、床板の一部が下がって蓋が開き、刀を取り出すことができる仕掛けでした。

展示館へ
からくり忍者屋敷を出ました。一旦外に出て、次は展示館に入りました。貴重な資料
残っていることに感心しました。日本で最も忍者関係の資料があるとのことです。
手裏剣
そこで、手裏剣にもいろんな種類があると知りました。平たい手裏剣と棒状の手裏剣があるようです。
テレビの時代劇では、刺客が武器で対象者を攻撃しようとしたところに通りがかった主人公の侍が、小柄を投げて刺客の武器を遮るというシーンがあります。小柄は侍が持つ装具ですが、棒状手裏剣と似ていると思います。
小柄も棒状手裏剣も、刀の鞘に仕込むことができるようです。
テレビの時代劇で忍者が使うのは大体が平手手裏剣だと思いますが、私が体験で使った手裏剣の種類は四方という平手手裏剣でした。写真の左から2列目の上から2番目の手裏剣です。

水蜘蛛
水蜘蛛は、堀や川など水上を渡る時の忍び道具として知られていますが、使い方が私のイメージと違っていました。
私は水蜘蛛に乗って水に浸からないよう、棒を使って、水上をあめんぼうのようにスイスイ歩くと思っていました。
足の裏に下駄のような木の板を履き、ドーナツ状の木の板を浮き輪代わりにして、水の中を歩いた(泳いだ?)そうです。
調べたところ、ドーナツ状の木の板が1枚板ではなく4分割され、それぞれ紐のようなもので留めてありますが、携帯できるように折り畳み式になっているそうです。


水蜘蛛と言えば、甲賀の里で、忍者の衣装を着た参加者が大きな水蜘蛛を履いて、水の上を渡っている様子がWebサイトに載っていました。
補助杖があっても又が大きく開いて、バランスを崩して前に進まず、水の中に落ちそうになったりして難しそうでした。
水深や落ち方にもよりますが、弊社の災害用SPなら、参加者の服が汚れたり濡れることなく体験できると思いました。
伊賀では残念ながら水蜘蛛体験はなかったです。
手裏剣体験
展示館を後にし、最後に手裏剣体験をしました。使ったのは、本物ではなく銀色の体験用手裏剣だったのが残念でした。子供が体験できるような体験コース(1回300円)でした。
本物の手裏剣(四方)を使って体験した友人の話では、手裏剣はとても重く、素人が扱うには危ない、と言っていました。体験時も、袋に入っているのを取りだし、利用後は袋に入れるようになっていたとのことです。
忍者に手裏剣の持ち方と投げ方を習いました。親指とひとさし指で四方の一片を持ち、左足を一歩前に出して、後ろに振りかぶってまっすぐ投げて下さい、と教えてくれました。
6回投げて1回だけまとの中心から10㎝ぐらいのところにあたりました。
和歌山へ(帰り)
忍者の館を出て、駐車場の人においしいおそばやさんはないですか?と尋ねたところ、下へ降りていったところに案内所があるので聞いて下さいと言われて探したのですが、案内所がわからず・・・。帰り道、ナビをセットして下道を走っていると伊賀牛の看板が目に入りました。
同じ近畿エリアに住んでいるのに伊賀牛は知らなかったです。
少し走ると焼肉屋さんがあり、韓国系でした。焼肉屋さんに入り、ランチセット「くの一セット」を頂きました。すき焼き用の肉を焼肉で食べるセットで、片面だけ焼いて食べるという焼き方でしたが、お肉が柔らかくて美味しかったです。
ブランド牛と言えば、三重は伊賀牛の他、松阪牛、滋賀は近江牛で有名です。調べたところ、奈良県は大和牛。
長年近畿エリアに住んでいながら、伊賀牛・大和牛は知らなかったです。
和歌山県は、現在熊野牛に力を入れています。近畿地方はブランド牛の本場とも言えますね。
